【フィンランド旅行記20】ハスキー・サファリ(犬ぞり)で10kmを快走♪料金や時間、乗り方のコツ
モイ!前回までさんざん前置きをしましたが、いよいよハスキー・サファリ(犬ぞり)を体験してみる黒崎です。
場所や料金の他に、乗り方のコツもまとめてみます。
ロヴァニエミでハスキーサファリを行う場所と所要時間、料金と内容
▲複数のそりが列になって進む
行う場所
ロヴァニエミのラップランド・サファリ社に申し込んだところ、サンタクロース村に近い森の中で行いました。
街からは、車で20~30分というところで、ラップランド・サファリのオフィスから車で送迎してくれます。
所要時間と料金
日本ならちょっと乗って終わりそうなものですが、フィンランドのハスキーサファリはさすがに本格的です。
今回参加したのは、5頭のハスキー犬がそりを引き、10kmのコースを走るものでした。
料金は159ユーロと結構しますが、サファリの他にも犬の話を聞いたり、犬の飼育施設を見てまわることができ、3~4時間楽しめるため、犬好きの人にはおすすめです。
犬好きでなくても、冬のフィンランドに来たら犬ぞりは体験したいですよね。
もう少し短いプログラムもあるそうなので、お好みで選ばれるといいでしょう。
また、スノーモービルの方がずっと安かったりする(同じ時間なら90~100ユーロくらい)のがちょっと面白い点です。
立ってる人がドライバー。2人でペアになってサファリがスタート!
▲立ってる人がドライバー。寒いけど楽しい!
1台の犬ぞりに、2人がペアになって乗り込み、立っている人がドライバーを務めます。
ドライバーといっても、アクセルの操作はなく、ブレーキから足を外すとハスキーたちはすぐに走り出します。
スノーモービルで周囲を進むインストラクターの指示に従い、ブレーキをかけたり、コーナーで体重移動を行ったりします。
(前を行くそりに近づき過ぎると注意されます)
森の中からスタートして、やや開けた平原のような場所も進みますが、雪がへこんで道のようになっているため、よほどのことがなければコースアウトしたり、転んだりすることはないでしょう。
5頭の犬がそりを引いてくれるため、結構スピードが出ますが、こちらが重いせいで、車やバイクなどと比べると穏やかな速さです。
寒い中ではありますが、どこかやわらかい冷風を頬に感じて進むのは楽しいですよ!
ドライバーの交代時には注意が必要
座っている人は特にすることがないため、コースの半分あたりで交代します。
(ドライバーになると写真を撮るのは無理なので、座っているうちに撮っておきましょう)
先ほどインストラクターに聞いた、交代する時の注意点は、どちらかがブレーキに体重をかけておくことです。
足を外すとブレーキが上がり、もしその時に犬が走り出すと、そりが引かれて行ってしまいます。
この教えを忠実に守って、無事に交代を済ませました。
インストラクターが写真を撮ってくれる
▲撮ってもらった写真
犬はそりより大分前の方にいるため、自分達では犬ぞりをしている様子を撮影できません。
そのため、インストラクターが途中でカメラを預り、写真を撮ってくれます。
この写真では2頭しか写っていませんが、実際には前に3頭いて、5頭で引っ張ってくれました。
おまけの注意点。飛来物にご注意を
犬たちのテンションは最初から高いのですが、走り出してしばらくすると体も温まってくるようです。
体が温まると、何頭かの犬は走りながらポトポトと用を足します。
器用なものだと関心しますが、足をあまり動かさず、両足を揃えて跳ねるように走り出したら注意が必要です。
時には、ワンちゃんの落し物がそのまま後足に蹴られて飛んでくるので、直撃しないように気をつけましょう。
走った後はまったりタイム。一転して穏やかになるハスキー犬たち
走り出す前はあれほどいきり立って吠えていたハスキーたちが、走り終わると急に穏やかになるのが面白いです。
人2人を引いて10kmも走ったので当たり前ですが、あれほど殺気立っていたのがウソのように、おとなし~く変わりします(このあたり、犬好きの方にはたまらないでしょうね)。
そうなったらもう近づいても大丈夫です。安心して、一緒に写真を撮ることができます。
▲おとなしくなったハスキーたちと、まったりタイムを楽しもう♪
さて、この後は、運営スタッフによるハスキーファームの案内です。
スタッフの女性は本当に犬が好きなようで、楽しそうに説明をしてくれました。
(その様子は次回の記事で)
▲どこか誇らしげな女性スタッフ