【フィンランド旅行記57】ヌークシオ国立公園で摘んだベリー、見つけたキノコなど♪
▲ヌークシオ国立公園にある建物(トイレあり)
モイ!いい旅フィンランドの黒崎です。
夏の視察として、先ほどフィンランドに着いたばかりなのですが、早速夜の公園ハイキングに参加しています。
(本当は、フライト遅延の可能性があるので、到着日のツアー参加はおすすめできません)
7月の頭は白夜の季節なので、南部のヘルシンキといっても、かなり遅くまで日は沈みません。
夜20時でもご覧の明るさで、陽が沈むのは23時半頃なので安心です。
さて、それでは白夜のハイキングを始めてみます。
▲白夜のハイキングを開始!
自然公園の中とはいっても、かなりよく整備されているため、特に天候が悪くなければ、スニーカー程度で楽に歩くことができます。
服装も、長袖長スボンで、薄手のパーカーなどがあれば十分です。
サウナつき、バーベキューもできる森のコテージと、きれいな湖!
▲サウナもあるコテージと、バーベキューのできる場所
少し歩くと湖のほとりにコテージがあり、ベンチやテーブル、バーベキュー施設などがありました。
このコテージにはサウナもついていて、しばらくするとサウナから人が出てきて、桟橋から湖にダイブしていました。
釣りをする人たちもいて、皆思い思いにフィンランドの夏を満喫していました。
夜20時過ぎとは思えないほど明るい湖で泳げるのは、夏の北欧ならではですね。
▲湖と桟橋、釣りをする人。きれいな湖!
▲湖で泳ぐ人たち
夏とはいえ湖の水は冷たいため、普通に泳げばかなり寒いことでしょう。
でも、サウナから出てきてポカポカの体なら大丈夫です。子供たちも、熱いサウナから嬉々として飛び出し、湖に飛び込んでいました。
いいですねー。私もそのうちやってみたいと思います。
自然の恵み、ベリーを求めて森の中へ!
▲ベリーを求めて、森の中へ
さて、我々は自然の恵みであるベリーを求めて、森の中に進みます。
高い針葉樹の立ち並ぶフィンランドの森は、セミがいないので夏でも静かです。
またしばらく歩くと、ベリーのある場所に到着しました♪
▲ビルベリー
低い木に実がなっていることを想像していましたが、実際はひざ下くらいの高さにたくさんの実があります。
つまんですぐ口に運べるものが大量にあるフィンランドの森は実に豊かで、自然享受権があるため、誰の許可も得ずに自由に採ることができます。
▲ビルベリーの実
ブルーベリーのようですが、ネイチャーガイドからは「ビルベリー」という説明がありましたので、違う種類のようです。
普通は表面が白っぽくなっているのですが、時々黒っぽいものがあり(上の写真の中央あたり)、こちらの方が少し甘いです。
▲思い思いにベリーを摘む
ガイドさんが、ベリーの多い場所に案内してくれるので、簡単にベリー集めができます。
ベリーの採れる森、いいですね。
▲野イチゴ
森の中の開けた場所では、赤い野イチゴも採ることができました。
すっぱいものもありますが、きっちり赤くなったものは、口に含むとちゃんと甘くてイチゴの味がします。
イチゴも採れる森、いいですねえ。
▲キノコ
キノコが採れるのはもう少し遅い季節とのことですが、大きくて立派なキノコを見つけることができました。
これは今採っても食べることが出来ないため、そっとしておきます。
あと、キノコも採れる森ですが、毒キノコにはご注意を。
夏のフィンランド。森の中の様子
▲苔が多いので、歩くと地面がフカフカしてやわらかい
▲針葉樹の間から見える21時の太陽。まだまだ陽が高い
▲森にはシダ類も多い
▲まっすぐ伸びるフィンランドの木々
▲野原にはかわいい花も咲いている
白夜ハイキングの感想
ハイキング自体は一時間程度なので、特に疲れるということもありません。
ただ、雨が降ることもありますし、地面がぬかるんでいることもあるため、履きなれた歩きやすい靴は必須です。念のため、雨雲あった方がいいですね。
少し蚊を警戒していましたが、しゃがんでいると時々寄ってはくるものの、適当に手で追っていれば喰われることはありませんでした。
日本の夏の夕暮れと違って、日暮(ひぐらし)が鳴いていることもないので、フィンランドの森はとても静かです。
さて、次は焚き火を囲んで軽食タイムです♪