【フィンランド旅行記86】バスを探して30分。トゥルク駅からナーンタリへの行き方♪
▲VRでトゥルク駅に到着
モイ!先ほどフィンランドの高速鉄道、VRでトゥルクに着いた黒崎です。
VRは便利な乗り物で、タンペレからトゥルクへは約1時間40分、ほとんど揺れずスムーズに走り、座席が大きく、Wi-Fiもついていて快適でした。各駅停車か準急のような列車もあり、IC(インターシティ)と書かれた列車が特急列車です。
ここまではスムーズで、トゥルクからはバスに乗ってナーンタリへ向かうのですが、バス停を探して街を歩くことになりました。。
フィンランドの地図はちょっと分かりづらいので、道を尋ねてみた
▲ドゥルク駅の周辺地図
トゥルク駅からナーンタリに行くバスは、駅前からは出ないので、バスターミナルまで歩いて行く必要があります。
ですがフィンランドの地図は、フィンランド語とスウェーデン語が一緒に書かれていて、通りの名前も2つあって細かいので、少々分かりづらいです。
そこで、駅のカウンターに行って職員に聞いてみました。
残念ながら、90度違う方向を案内された..
▲こんな感じの道をまっすぐ進んだ
カウンターのおじさんに「ナーンタリ行きのバス乗り場はどこですか?」と聞くと、「線路沿いに500m進んで、右に曲がるんだ」と説明してくれました。
両手で進む方向を指し示し、距離も明確に、とても分かりやすく教えてくれました。
きっと、いつも観光客に聞かれて教えているのだと思います。
ただ残念なのは、きっちり90度違う方向だった点です。
「何か違う気がする」とは思ったのですが、時間に余裕があったし暑くもないので歩いてみると、おじさんの言った通り、一応はバスターミナルに到着したのでした。
長距離バスのターミナルで見かけた、広いパーソナルスペース
▲長距離用のバスターミナル(ナーンタリ行きはない)
ただし、着いたのは長距離用のバスターミナルで、ナーンタリ行きのバスは見当たりませんでした。
うすうす感づいてはいましたが、これも視察のうちです。
で、せっかく歩いてきたのでまわりを見渡していると、特徴的なものが目に入りました。
▲フィンランド人の並び方
ダラーッと広がって立っていますが、彼らはバスを待って並んでいるところです。
フィンランド人はパーソナルスペースが広いと聞いてはいましたが、本当にその通りでした。
前の人にぴったりくっついて並ぶインド人(割り込まれないように)とは大分違います。
インドの人口13億人に対して、フィンランドの人口は550万人、それがこうした差になって現れるのかもしれません。
道に迷ってもわりと快適なのが、夏のフィンランドのいいところ♪
▲間違った案内と、本当の道
緑色の矢印のように進み、長距離バスのターミナルに着いたため、そこからまた、マーケット広場まで歩きました。
上の地図で言うと①のところで、とても近そうに見えますが実際は結構距離があります。
ただ、夏とはいえフィンランドは暑くなく、湿気もないので、スーツケースを引きながらでもそう苦にはなりません。
人がうるさく寄ってくることもないため、迷っても自分のペースで道を探せるのがいいところです(インドやスリランカではこうはいきません)。
ようやく到着!トゥルクからナーンタリへ行くためのバスターミナル♪
▲トゥルクのマーケット広場
結局30分近く歩いて、ようやくマーケット広場に到着しました。
この広場の脇に、ナーンタリ行きのバス乗り場があります。
▲7番乗り場から、ナーンタリへ!
さて、ようやく7番乗り場に到着です。
フィンランド人はまじめで親切な人が多いですが、時々案内を間違えることもあるので気をつけましょう。
ここからバスに乗って、ムーミンワールドのあるナーンタリへと向かいます。
(この記事の情報は、2018年7月の視察にもとづいています)