【フィンランド旅行記61】一日5ユーロで乗り放題!ヘルシンキのシティバイク(レンタサイクル)の使い方♪
▲シティバイクのステーション
モイ!普段日本ではあまり自転車に乗りませんが、乗るのは好きな黒崎です。
7月のヘルシンキで、シティバイク(レンタサイクル)を利用してみました。一日5ユーロで乗り放題。気が済むまで使えて体にもよく、日本よりはるかに涼しいヘルシンキなら、夏に自転車をこいでも快適です。
夏の間だけ使えるお得なレンタサイクル。シティバイクとは?
▲一日5ユーロで乗り放題!
シティバイクは夏の間だけ使えるレンタサイクルで、街のあちこちにステーションがあり「ちょっと借りてすぐ返す」を繰り返せるので便利です。24時間の利用料が5ユーロと安く、一週間だと10ユーロ、夏の間ずっとでも30ユーロと、期間が長くなるとさらに割安になります。
シティバイクの使い方
- WEBサイトで登録(レジスター)を行っておく
- 一日5ユーロ。支払いから24時間は乗り放題
- 一回の利用は30分まで
- 一回の利用が30分を超えると、超過料金がかかる
今回は初めてで不慣れだったので、WEBサイトから行う登録は日本でしておき、当日の朝、ホテルでWi-Fiをつないでカード決済をしました。
シティバイクのホームページ https://kaupunkipyorat.hsl.fi/en
借りる時はIDとパスワードを入力。返す時はステーションに戻すだけ
▲シティバイクの操作盤
支払いが済むと、IDとパスワードが発行されます。バイクを借りるたびにその両方を入力するため、これを控えておきます。
6回ほどバイクを乗り換えたところ、バイクによって若干表示方法が違ったり、時々フィンランド語で表示されたりしましたが、操作方法がシンプルなので、あまりとまどうことはありませんでした。
返す時は、ステーションにバイクを戻すだけでOK。タイヤがロックされて返却完了となります。
乗ってみて分かったシティバイク活用のコツと、ご利用上のお役立ち情報
▲横からの陽が眩しいので、サングラスを着用
半日乗り回してみて、いくつか分かったことがあるので書いてみます。
- サングラスは必須・・白夜の季節でなかなか暗くなりませんが、陽が傾いて横から光を浴びる時間が長いため、夏のヘルシンキではサングラスをかけるのがおすすめです。
- ステーションがあったら返す・・ステーションはヘルシンキ市内に100カ所ほどあり、返却した自転車をすぐまた借りられるので、ステーションを見つけたら返すのがいいようです。ずっと乗っているとお尻が痛くなりますしね。
- 時々ステーションが一杯のことがある・・自転車がないことはありませんでしたが、一度だけ、ステーションが一杯だったことがありました。その場合は、近くのポールなどにくくりつけてもいいらしいのですが、超過料金が心配なので、別のステーションを探して返しました。
▲返す時は、ステーションに戻すだけ
- 北側は坂が多い・・地図を見るだけではわかりませんが、海に面した南側は平坦なのに大して、鉄道駅の北側は坂が多いので結構疲れます。ただ、バイクには三段変速ギアーがついています。
- 北側は迷いやすい・・駅の北側は道が入り組んでいて、初めての場合は特に迷いやすいです(私はしっかり迷いました)
- 徒歩と組み合わせる・・シティバイクは、駐輪場いらずの便利な乗り物ですが、ステーションがないとバイクを返せないため、場所によっては着いたものの入れないといった場所もあります(ワイヤーでロックする機能もあるのですが、ちょっと心配です)。ずっと乗っているとお尻も痛くなりますし、時々徒歩と組み合わせた方がいいようです。
▲テンペリアウキオ教会(ふいに見つけたが、自転車を置いて入るのがためらわれた)
- ステーションの地図を用意しておく・・通常の地図の他に、ステーションの位置が分かる地図を用意しておく方がいいです。でないと、目的地に着いてからバイクの扱いに困ることになります。
- 右側通行と、自転車専用道路に注意・・フィンランドは、車が右側通行で歩行者が左側通行です。日本と逆なので注意が必要です。自転車専用道路を走る時や、路面を走るトラムにも注意しましょう。
使い方さえ分かれば、シティバイクはとっても快適な移動手段♪
▲アイスクリームのスタンド
シティバイクはどこでもひょいと止まれるので、例えばアイスクリームスタンドなどで買い食いをするのに適しています。
フィンランドの人はアイスが大好きだというので、私もスタンドで買って食べてみました。陽を浴びながら自転車をこいで、多少体が温まったところに食べるとやはりおいしいです。
▲アイスクリームの買い食い
シティバイクの使い方はシンプルなので、少し慣れれば自在に活用することができるでしょう。年々利用できる範囲が広がり、今年(2018年)はヘルシンキだけでなく、トゥルクにも導入されたそうです。
徒歩と比べると、当然ですがはるかに広い範囲を活動することができますので、次の記事では、実際にヘルシンキのどこを走ったのかをご紹介してみます。。
(この記事の情報は、2018年7月現在のものです)