【フィンランド旅行記49】帰国前の時間つぶしに最適。ヘルシンキ中央駅の近くにあるストックマンの、デリカテッセンで売っていたものと、その価格
▲ヘルシンキのストックマン
モイ!これから日本に帰るのですが、空港に行くにはまだちょっと早い黒崎です。
ヘルシンキ中央駅のすぐ近くに、ストックマン(STOKMANN)というデパートがあって、買い物をしながら時間をつぶすのには最適です。
今日はそんなストックマンの、地下にある食品売り場とデリカテッセンをご紹介します。
分かりやすい案内板を見ながら、地下のデリカテッセンへ
▲デリカテッセンへの案内表示(HERKKUは料理・食品という意味)
ストックマンの入口ドアも、他のフィンランドと同じように二重ドアになっていました。
店に入る時、スーツケースを引いて歩く私を見て、中から出てきた女性が手でドアを押さえてくれていたのが印象的でした。
ほんのちょっとした所作ですが、不慣れな外国では人の優しさが嬉しいものです。私も見習おうと思いました。
▲ストックマンの地下にある食品売り場
地下一階に降りると食品売り場があり、ちょっとしたベンチや無料のトイレがあります。
北欧らしい、大量のパンを販売
▲大量のパンを販売
北欧の国らしく、様々なパンを売っています。
フィンランドではライ麦パンなどの色の濃いパンが好まれ、「黒いパンほど体にいい」と言われるそうです。
おいしそうな、ケーキ
▲ショーケースに並ぶケーキ
ここで売られるホールケーキは、30~40ユーロくらいでした。
日本でもケーキは高いですが、ここでも結構しますね。ただ、おいしそうです。
各種のお惣菜
▲各種のサラダ
大体、1kgあたり18ユーロというところでした。
フィンランドのスーパーによくあるサラダバーが、1kgで15ユーロくらいなので、やはりストックマンの方が少々高いです。
ただ、その分内容が凝っていて、彩りもよりきれいですね。
▲ブリニ
ブリニはそば粉のパンケーキで、魚卵などを載せて食べる、ロシアの料理です。
今回はサーリセルカのレストランで食べておいしかったのでおすすめです。
これも1kg18ユーロというところです。
寿司(主にサーモン)
▲サーモンを中心とした寿司
お寿司は、この量で14.5ユーロしたので、かなり割高です。
まあ、わざわざここで食べる必要はありませんね。
サンドウィッチなど
▲オシャレなクロワッサンサンド
4.4ユーロしますが、すごくオシャレなクロワッサンサンドがありました。
フレッシュな野菜やチーズがたっぷりなので、味も期待できそうです。
▲コーラは安い
コーラは3リットルで3.05ユーロ(約400円)です。
300mlなら40円なので、かなり安いですね。
▲ミネラルウォーター類
330mlで1.1ユーロ(約140円)です。特別高くもないですね。
レトルト食品
▲レトルト食品
各種スープやリゾットなどです。手軽にフィンランドの味を楽しめるので、電子レンジがあれば買ってみたいですね。
常温で持ち帰れて、価格も手頃なので、お土産にもいいと思います。300gで1.9ユーロ(約250円)でした。
鶏肉
鶏肉の価格を見ていてちょっと面白いのは、日本では骨付きもも肉が高く、比べるとむね肉やささみは安いのですが、フィンランドでは逆になっているところです。全部キロ単位で比べてみます。
▲ささみ。キロ16.9ユーロ
▲胸肉。キロ15.9ユーロ
▲手羽元。キロ6.9ユーロ
▲丸鶏。キロ6.6ユーロ
▲骨付きもも肉。キロ4.5ユーロ
こうして比べると、骨付きもも肉が最も安いことがお分かりいただけると思います。
さらに、グリルされるとさらに安くなるのが不思議です(1本)。
魚介類
▲サーモンは高い(キロ22.9ユーロ)
▲ムイックと呼ばれる小魚(キロ9.9ユーロ)
ワカサギに似た、ムイックと呼ばれる淡水魚で、街中の屋台でフライになって売られていたりします。
結構おいしいらしいので、見つけたらぜひトライしてみてください。
ストックマンに入るなり地下に潜って、ひたすら食品類だけを見てきましたが、それでも結構面白いものです。
スーパーと比べても、べらぼうに高いわけではないので、そのうち何かお惣菜でも買って試してみたいと思います。