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【フィンランド旅行記24】ロヴァニエミのオーロラツアーに参加して、アイスホテルも見てきました♪

KurosakiYasuhiro

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kurosaki1

モイ。昨日ちょっとだけオーロラが見えたので、今日も密かに期待している黒崎です。

今日はロヴァニエミからオーロラツアーに参加してみます。

オーロラツアーにはいくつか種類があって、オーロラを探してひたすら走り続けるタイプや、基地のような場所に陣取ってオーロラの出現を待つものなどがあります。

ホテル サンタクロースのロビーで、オーロラバスを待つ

サンタズ・ホテル・サンタクロース

▲サンタズホテル サンタクロース

サンタズ・ホテル・サンタクロースのフロント

▲ホテル サンタクロースのロビー

今日乗るオーロラバスは丘の上に基地があるタイプで、暖かい小屋があるため、寒い屋外で待ち続ける必要がありません。

ホテル サンタクロースのロビーは広く、大きなソファがあるので座って待てます。

サンタズ・ホテル・サンタクロースのサンタ人形

▲ホテル サンタクロースのサンタ人形

ホテル サンタクロースには、サンタ人形が飾られていました。今は3月ですが、ホテル名に「サンタ」とありますからね。一年中いるのかもしれません。

早めに着いて、ソファでウトウトしながら待っていると、いつの間にか他の参加者も集まっていました。そろそろ時間のようです。

バスに乗ってオーロラツアーに出発!

モイモイ号に乗り込む

▲バスに乗り込んで出発!

さて、時間になったので、いよいよオーロラバスに乗り込んで出発です。

この「ロバニィ号」は21時にスタート。オーロラバスは大抵これくらいの遅い時間に出発します。日本人スタッフが同乗していて、基地へ向かう途中でいろいろな説明をしてくれました。

この日の参加者は18名で、全員日本人です。30分ほどバスを走らせ、目的地に到着しました。

丘の上のアイスホテルを見学

周囲が暗くて(オーロラ観測には光が大敵です)基地の全容は分かりませんが、敷地はかなり広さがありそうです。

バスを降りて進んでいくと、ロッグキャビンのような建物がいくつもあり、サウナまでありました。まずは参加者全員で、アイスホテルの見学です。

アイスホテル

▲アイスホテルの内部を見学

このアイスホテルは毎年冬場につくられ、広さは1200㎡もあるそうです。

と言われてもいまいちピンときませんが、中を歩き回っていると、とにかく随分広いということは分かります。いくつか客室を見て、その他の施設もまわってきました。

氷の客室

アイスホテル

▲アイスホテルの客室

各部屋にいろいろな雪の彫刻があり、この部屋はチェスがモチーフのようです。ところどころに電飾が施され、あちこちがキラキラと光っています。

氷のベッド

アイスホテルのベッドルーム

▲氷でできたベッド。毛皮を敷いて寝る

アイスホテルは氷で出来ているので、ご想像通り寒く、このベッドも氷でできています。

この毛皮がどの程度暖かいのかは、実際に寝ていないのでちょっと分かりませんが、ずっとこれでやっているようなので、案外大丈夫なのでしょう。

氷の教会(アイスチャペル)

アイスホテルのチャペル

▲アイスホテルのチャペル

白くてきれいですが、ここでの挙式は、花嫁がちょっと寒そうですね…。

氷の食堂(アイスレストラン)

アイスホテルのレストラン

▲アイスホテルのレストラン

椅子には毛皮、テーブルにはマットが敷かれています。

熱源を持ち込むと氷がとけて危ないかもしれませんが、ここで温かい鍋などつついたら、とてもおいしいのではないかと思います。

氷のグラスがちょっと魅力的な、アイスバー

アイスホテル内のバー

▲アイスバーのカウンター

アイスホテルの中には、バーもあります。

テーブル、イスはもちろん、グラスまで氷でできているので、飲み物に氷を入れる必要がありません。今回は何も頼みませんでしたが、ここでウイスキーなど飲んでみたいですね。

オンザロック(On the rocks)ならぬ、インザロック(In the rocks)、またはインジアイス(In the ice)とも呼べる、ここだけでの飲み方を楽しめて、SNSネタにも最適ですね。

サウナ

サウナ

▲基地にあったサウナ

サウナもあって、実際に入っている人が、キャーキャー言いながら雪の中に出てきたりしていました。

オーロラを見に来ているので、サウナにこもる気にはなりませんでしたが、その姿はちょっと楽しそうでいいなと感じました。

温かい小屋で楽しむ、マッカラ(巨大ソーセージ)とコーヒー

巨大なソーセージ マッカラ

▲巨大なソーセージ、マッカラ

温かい小屋の中には、囲炉裏のような感じで火が燃えていて、写真の巨大ソーセージ、マッカラを炙って食べることができ、温かいコーヒーとお菓子の用意もありました。

こうしてくつろいでいても、大きなオーロラが出ると「Northern Lights !」と声がかかるそうですが、初心者としてはいつオーロラが出るか気になるため、早々に湖の方へ向かったのでした。

ほんのちょっとだけ出現したオーロラの様子と、正しいオーロラ事情

凍った湖の上でオーロラを待つ

▲ほとんど分からないが、実は雲の下に弱いオーロラが出ている

結論から言うと、この日はほんのちょっとだけオーロラが出現しました。

だた、肉眼ではオーロラと分からず、10秒から20秒、カメラのシャッターを開きっぱなしにして、ようやく緑色に写る程度でした。

このように弱いオーロラは、ほとんど雲と区別がつかないのですが、見分ける方法はいくつかあります。

1.星が透けて見える

2.急に現れる

3.ユラユラと動く

とはいえ、雲が垂れ込めていたこの日のコンディションでは、撮影してみないと全く分かりませんでした。

今回フィンランドに来る前に、弱いオーロラの様子を聞いておいてよかったです。また、自分で体験してみて納得しました。

少しだけ出たオーロラ

▲ちょっとだけ出たオーロラ

アイスホテルなどを見た後は、ほとんどずっと凍った湖の上で粘っていたところ、どうにかオーロラの撮影はできました。

最初は雲が多く、途中で雲が晴れて星がきれいでしたが、今日はあまり強く出なかったようです。

また、ロヴァニエミはまだ北極圏の入口なので、オーロラが出ても、空の高いところには出ず、北方向の地平線の上に出ます。

もっと北の地域では、大空に広がるようなものを見られるそうです。

 

今日は残念でしたが、明日は北上してサーリセルカに向かいます。

この旅行中に強いオーロラが見られることを期待しつつ、ホテルに送ってもらったのでした。