【フィンランド旅行記78】男一人でもけっこう楽しい!タンペレのムーミン美術館に行って来た感想♪
▲タンペレホールの入口。この中にムーミン美術館がある
モイ!いい旅フィンランドの黒崎です。タンペレにあるムーミン美術館に、男一人で行って来たのでその感想を書いてみます。
私は、子供の頃にいくらかムーミンを見ていただけで、ムーミンの他はスナフキンとミイくらいしか覚えていなかったのですが、それでも楽しむことができました!
▲ムーミン美術館のチケットカウンター
タンペレホールに入るとすぐにチケットカウンターがあるので、まずは入場券を購入します。
カウンターの左には、ムーミングッズを扱うショップがあり、右側にはレストランがあります。
▲入場チケット(大人は12ユーロ)
大人1名と伝えてチケットを購入。12ユーロでした。
他の言語と一緒に日本語が書いてあると、ちょっと嬉しく感じます。
▲ロッカールーム
ムーミン美術館にはロッカルームがあり、荷物を預けることができます。
ロッカーの扉がカラフルで、北欧っぽいですね。
ムーミン美術館の中へ。入口付近は撮影OK
▲ムーミン美術館の入口にて。男一人で笑ってみる
▲美術館の入り口。自動ドアを抜けて行く
▲チケットを光にあてて入場
▲展示に触れること、飲食、写真撮影は禁止
▲入口付近。ここは撮影OK
入口に映し出されたこの原画は、「楽しいムーミン一家」(1950年作)のものです。
私にはムーミンパパとニョロニョロくらいしか認識できていないのですが、様々なキャラクターが描かれていますね。
あ、よく見ると遠くにムーミンたちもいました。
▲入ってすぐの場所。ここも撮影は大丈夫
美術館の中は撮影禁止なのですが、入口付近はOKで、むしろ奨励されています。
ムーミンの大きなパネルや、壁に映し出された絵があり、イスまで置かれているので、ここで記念写真を撮ることができます。
精密な模型と、トーベ・ヤンソンの原画が展示された、撮影禁止のエリアへ
▲ムーミン美術館の中(公式HP https://muumimuseo.fi/ja/ より転載)
今回は「特別な許可」を得ていないため、ルールに従い撮影はしていませんが、上の画像で館内の雰囲気がお分かりになるでしょうか。
美術館は2フロアに分かれていて、ムーミンの物語を忠実に再現した模型(ジオラマ)が見ものです。
中でも、作者のトーベ・ヤンソン、グラフィックデザイナーのトゥーリッキ、医師のペンッティが協力して、3年がかりで作り上げたという「ムーミン屋敷」は必見です。模型の高さは2mもあり、内部も精密に再現されています。
恥ずかしながらムーミンの物語を読んだことはなく、基本ムーミンたちは、ムーミン谷で平和に暮らしているのだと思っていました。
でも展示を見ていると、長い船旅をしたり、彗星が落ちてきそうになったり、ムーミンパパが失踪したり(?)と、予想外に波乱万丈な生活を送っていたようで、ちょっと興味が沸いてきました。
ちょっと個人的な話ですが、私は模型づくりが好きで、絵を描いたりもします。
そんな私の目から見て、より惹かれたのはトーベ・ヤンソンの原画でした。
▲ムーミンのポストカード
これはショップで購入したポストカードですが、展示されている原画にも小さなものが多いのが意外でした。
細かく、精密な線で表現されたムーミンの世界は、見ていて非常に感銘を受けました。
キャラクターはそれなりにかわいいのですが、どこか陰があり、背景などはかなり細かく描き込まれていて、白い紙にペンとインクだけでよくこれだけの表現ができるものだと思います。
ペンで丹念に影を描いていく感じで、個人的には、宮崎駿氏の原作マンガ「風の谷のナウシカ」に、タッチが少し似ていると思いました。
館内には座れるスペースがあちこちにあり、プロジェクションマッピングでちょっと不思議な世界を再現しているため、原画を眺めながら、のんびり座って雰囲気を楽しむことができました。。
美術館の外にも撮影用のスポットが
▲写真撮影用のスポット
美術館の外には、大波の中ボートをこぐムーミンが描かれたパネルと、小さな小舟が置かれていました。
これは写真撮影用のセットですが、明らかにサイズが子供用です。
大の大人が一人で自撮りをするのは、人目もあるので少々はばかられましたが、せっかくのセットです。
皆さんは気にせず元気に撮影しましょう!
▲美術館を出たところにある、撮影用のスポット(基本は子供用かと)
手頃なお土産が手に入る、ムーミンショップ
▲ムーミン美術館のショップ
最後にムーミンショップをチェックしてみます。
私はトーベ・ヤンソンの原画と、その他細々としたものを買ってみました。
ということで、大人の男性一人で、ムーミンの話をよく覚えていなくても、模型と絵に興味があればかなり楽しめるスポットである、ということが分かりました。
私は仕事で見に来たのですが、原画に関しては結構本気で楽しむことができました。ちゃんとムーミンの話を知っている方なら、もっともっと楽しむことができると思います!