【初めてのインド旅行記♬第13弾~「囚われの塔」で有名な「アグラ城」は見どころ満載の観光スポット☆~】
ナマステ☆彡
いい旅インドスタッフの藤代(フジシロ)です。
前回はインド旅行の目玉の一つタージマハルに行きましたが、今回はそのタージ・マハルの歴史にも登場する「アグラ城(アーグラー城塞)」へ!!
タージ・マハルからは車で15分程なので、アグラ観光に訪れた際は、タージマハルとあわせて訪れたいポイントです。
赤砂岩の城塞「アグラ城」
アグラ城はタージマハルの歴史にも登場する「囚われの塔」があり、その歴史的価値もさることながら、建築物としても非常に魅力的で、見どころ満載の観光スポットなんです!!!
1分で分かるアグラ城の歴史概要
アグラ城が現在のかたちになったのは1565年~1573年の頃です。
ムガル帝国第3代皇帝アクバル帝がアグラに変遷する際に、既に11世紀頃からアグラにあったお城を赤砂岩で改築・強固し、その後、第5代皇帝シャー・ジャハーンによって白大理石の建築物が多く追加されました。
さらに詳しい成り立ちや歴史を知りたい方はこちらから★*
⇒【赤い城から白き霊廟をのぞむ、世界遺産アグラ城】
「アグラ城(アーグラ城塞)」
基本情報
名称:Agra Fort
住所:Rakabganj, Agra, 282001, India
営業時間:日の出~日没
所要時間:1時間~3時間
アクセス:アグラ・フォート駅(Agra Fort R.S)から車で1分、アグラ・カント駅(Agra Cantt. R.S)から車で約20分
★アグラ城の見どころポイント★
アグラ城と名前を聞くと、一つのお城をイメージするかもしれませんが、敷地内にはいくつかの建造物があり、見どころの多いところがアグラ城の魅力!!!
アグラ城の入り口「アマル・スィン門」
■アマル・スィン門(Amar Singh Gate)の外観
まず、アグラ城の見どころの一つ目として、アグラ城の入り口「アマル・スィン門」があります。
この門は全て赤砂岩で作られており、その大きさに思わず圧倒されることでしょう。
入場の際はここでチケットの購入ができます。
この門を抜けると、敷地内に続く少し長めの坂があります。
その坂を進んでもう一つの門をくぐると、、、
■アマル・スィン門から続く道
左右対称の美「ジャハーンギール宮殿」
■ジャハーンギール宮殿(Jahangir Mahal)
左右対称の見た目が美しいジャハーンギール宮殿が見えてきます!!!
この宮殿はムガル帝国第3代皇帝アクバル帝が息子のジャハーンギールのために建てた2階建ての宮殿です。
イスラームとヒンドゥー建築が融合して建てられているのが見どころ!!!
また、遠くから見て外観の壮大さにも驚きますが、中に入ってみると内装もまた素晴らしく外観と内観どちらも必見です。
柱や壁に緻密で複雑な彫刻が施されており、当時の繁栄が垣間見えます。
■ジャハーンギールマハルの彫刻
宮殿の一階には、ダイニングルームや演芸場、図書館もあったそう。
2階部分は世間に顔を見せることができない女性の為のお部屋だったと言われています。
■ジャハーンギールマハルのテラス
テラス部分には用水路があり、雨が降ると水が宮殿の外に流れるような設計となっています。
息子の為に建てた宮殿として丁寧に造り込まれていることが分かりますよね。
■当時使われていたバスタブ
ジャハーンギール宮殿の入口前には当時使われていたお風呂が展示されてあります。
なぜここにあるのかは謎です(笑)
最大の見どころ「囚われの塔」
■囚われの塔(Musamman Burj)
アグラ城で最も見どころのあるポイントがタージマハルの歴史にも登場するムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが息子のアウラングゼーブに幽閉され、その生涯を終えた場所とされる囚われの塔(ムサンマン・ブルジュ)です。
■囚われの塔からタージマハルをのぞむ
かすかではありますが、囚われの塔からはタージマハルが見えます。
シャー・ジャハーンもここからタージマハルを眺めていたと言われ、彼の妻に対する愛に大きさが垣間見え、ちょっと切ない気持ちになりました。
■タージマハルを覗く人々
さすが一番の見どころポイント!!!
皆、ここからタージマハルを眺めつつ、写真をパシャパシャ撮っていました。
写真映えスポット「カースマハル」
■カースマハル(Khas Mahal)
先程の囚われの塔で生涯を終えた第5代皇帝シャー・ジャハーンですが、妻のムムターズ・マハルが生きていたころはここ、カースマハルで娘たちとともに暮らしていました。
当時は金やさまざまな宝石で飾られとても豪華な寝殿だったそう。
アーチ型の造りや内装の彫刻が非常にかわいく、写真映えスポットとしてもばっちりです。
サリーやパンジャビを着てパシャリ!
■カースマハル(子供たちの寝殿)
デザイン性が抜群「ディワーニ・アーム」
■ディワーニ・アーム(Diwan-i-Am)
こちらの神殿も白大理石で建てられており、一般の人々はここで皇帝に謁見していました。
幾重にも重なったアーチ型の柱の造りは美しく、シャー・ジャハーンのデザイン力の高さが伺えます。
さすがタージマハルを建築した皇帝、自分の神殿にもデザイン性を光らせています。
当時は裁判所としての役割も兼ねていたとか。
■ディワーニ・アームの玉座
不思議な魅力「アングリー庭園」
■アングリー庭園(Anguri Bagh)
城内にはこんな美しい庭園も。
まるでジグソーパズルのように手入れされた幾何学模様の庭園はあまり日本の庭園にはないですよね。
なんだか不思議な魅力を感じます。
というより、シンプルに可愛い。
庭園の横には「ディワーニ・カース(Diwan-i-Khas)」と呼ばれる「貴賓謁見の間」があります。
☞タージマハルを訪れた際には、アグラ城観光も外さずに
ムガル帝国の権力の象徴として今もなおその雄大さを保つアグラ城。
タージマハルの歴史に触れた人なら、「囚われの塔」は一度は見ておきたいポイント。
ぜひタージマハルに訪れたら、併せてアグラ城も観光してみてくださいね。
アグラの観光はここまでで、ここからジャイプールに向かって出発します♬
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