【フィンランド旅行記37】ヘルシンキのSマーケットで売っているものと価格をチェック!
▲ヘルシンキのSマーケット
モイ!旅先では、スーパーマーケットを見てまわるのが好きな黒崎です。
ヘルシンキで滞在しているホテルのすぐ近くに大きめのスーパーマーケットがあったので、その中をじっくり見てきました。
フィンランドの物価は高いといいますが、スーパーを見るとそうでもないため、売っていたものとその価格をご紹介します。
日本とは比較にならないほど安い。充実のハーブ(香草)類
▲ハーブ(香草)類
スーパーに入ってすぐ気づいたのは、売られているハーブの量がものすごいということです。
日本でフレッシュなハーブを買おうと思ったら、小さなパックで100円か200円くらいしますが、価格は1kgあたりで1.59~1.99ユーロ(200~260円)なので、比較にならないほど安いですね。
日本なら花屋でも通用しそうな陳列で、オレガノやディル、コリアンダーなどが、ふんだんに売られていました。
フィンランドの料理にはよくディルが使われますが、これだけ売っているのだから、きっとそれ以外のハーブも使うのでしょう。
例えばハーブでサラダをつくろうと思ったら、日本と比較にならないほどたくさん食べられます。パクチー好きの方などには、いいかもしれませんね。
日本より安い(気がする)、チキン類
▲スーパーで売られる鶏肉
写真右の骨付きもも肉が、1kgで3.3ユーロ(約430円)、写真左の味付きもも肉は、1kgで2.49ユーロ(約324円)でした。
なぜか、味付けという手が加わった方が安くて、関係ないけどさらに30%オフになっていました。
フィンランドのスーパーで鶏肉を見ていて面白いのは、日本では安い手羽先が案外高いことですが、人件費が高いことと関係があるのかもしれません。
まだフィンランドの物価事情がよく分からないので、目にしたものを書きとめていきます。
一見すると高いように思えるけれど実はそうでもなくて、案外コスパがいいサラダバー
▲たいていのスーパーにある、サラダバー
フィンランドのスーパーには、たいていこのセルフサービスのサラダバーがあり、自分で取って重さを計り、レジに持って行きます。
1kgで14.9ユーロ(約2,000円)するので高いと感じますが、実際に使ってみるとそうでもありません。
実際に使ってみると、大きな容器にたっぷり入れても、せいぜい400~500gなので、せいぜい800~1000円です。
日本でお惣菜の量り売りを利用すれば、もっと高くつきますからね。
小さなスーパーは品数が少なかったりしますが、ここのは充実しています。また、サラダだけではなく、チキンやゆで卵などもあり、ちょっとエスニックな具材などもあるため、日本で想像するサラダバーよりずっと立派な食事になります。
▲量り売りなので、容器と量りが用意されている
▲サラダだけでなく、かなりいろいろな具材がある
ゆで卵やチキンなどの肉類、ピクルスなどもたっぷり並んでいます。
リーズナブルで案外味もイケる。レトルト食品で楽しむフィンランド料理
▲レトルト食品
この棚に並んでいる「Saarioinen」社のレトルト食品は、価格が安くて案外おいしいので楽しめます。
高級ホテルにはありませんが、電子レンジのついている宿泊施設に泊まると、こうしたシリーズをリーズナブルに楽しむことができます。
大体250円くらいからスープが買えて、ものによってはレストランで食べるのとさほど変わらないので、ぜひ活用してみるのがおすすめです。
サンドウィッチなどの軽食
▲サンドウィッチなど
このあたりは、日本よりやや高い気もしますが、さほどの違いはありません。
また、パンは安いので、場合によっては先ほどのサラダバーや他の具材、パンを別に買っていき、サンドウィッチパーティーなどにしても楽しいと思います。お酒ヤドリンクも、スーパーならレストランよりずっと安いですしね。
アルコール度数によって税率が変わる、各種ビールとアルコールドリンク
▲アルコール度数の低いビールは安い
フィンランドは酒税が高いため、アルコールの度数で金額が大分変わります。
そのため、同じ銘柄でも強さがいろいろあるのが特徴です。
これはフィンランドの有名なビールで「KARHU(熊)」というビールですが、2.8%というかなり弱い度数なら、1ユーロせずに売っています。
ちなみに、スーパーで売られるのは度数4.6%までで、それ以上のものはALKOというお酒の専門店で売られています。
▲随分安いワインだと思ったら、随分弱いワイン
これもスーパーの棚にあったものです。
一見とても安い赤ワインに見えますが、ほとんどアルコールは入っていません(0.15%)。
これならハーフボトルで360円くらいで買えますが、まあノンアルコールワインのようなものですね。
▲アルコールフリーのワイン
ノンアルコールのワインということは、限りなくブドウジュースに近い飲み物なのでしょうね。
むしろ、何が違うのかちょっと興味が沸きます。
▲缶詰とピクルス
個人的にピクルスが好きなので目が行ってしまいますが、こうした加工食品は結構安く売られています。
特にピクルスは、日本よりずっと安いと思います。
ニッポンのマンガ
▲日本のマンガ(進撃の巨人)
スーパーのレジの近くで、日本のマンガを見つけました。
▲ちゃんとフィンランド語になっている
ちゃんとフィンランド語になっているのに興味を惹かれて、価格を確認するのを忘れてしまいましたが、進撃の巨人はフィンランドでも人気のようです。
やっぱりスーパーを見ていると面白いです。
特にフィンランドの場合、英語の表記があまりないので、それが逆に面白かったりします(私だけでしょうか)。
(この記事の情報は、2017年3月時点のものです)