フィンランド旅行の服装は?ヘルシンキの街歩きにおすすめの服装を、季節ごとにご紹介します♪
▲公園で日光浴をする人たち(7月)
フィンランドの気候を知って、防寒だけでなくオシャレもしよう♪
フィンランドといえば「とりあえず寒い!」というイメージが強いですね。
でも、実際の気候を知らないと、どの程度の服装をすればいいのか分かりませんよね。それに、防寒も重要ですが、街歩きの際にはオシャレも意識したいものです。
ヘルシンキへ行く時の、おすすめの服装は?
フィンランドは北緯60度から70度に渡って南北に長いので、地域によって気候が大きく異なります。また、夏と冬では比較にならないほど気温が異なります。
例えば、冬のラップランドでは最低気温がマイナス20℃ということもありますが、夏のヘルシンキでは最高気温が25~30℃くらいなので、十分軽装で街歩きが出来るんです。
この記事では、フィンランド南部にある首都ヘルシンキを例にとって、東京の気温と比較しつつ、おすすめの服装をご紹介していきます♪
春の服装(4~5月)
▲これは5月も終わり頃の服装
ヘルシンキの春は、東京の初冬くらいの気温です。次第に気温が上がるものの、5月頃のヘルシンキの最高気温は10℃程度で、夜もかなり冷え込みます。
ですから春といっても防寒対策が必要です。街歩きの際は、厚いコートまでは必要ないですが、必ずしっかりとした上着はもって行きましょう。
日によっては暖かい日もあるので、長袖にカーディガン、さらにコート等、脱ぎ着できる服装がおすすめです。この時期は寒暖どちらにも対応できる服装を持っていくといいでしょう。
また、春は雪解けの季節。地面はぬかるんでいたり、凍っていたりします。滑らなくて歩きやすい靴を用意しましょう。
夏の服装(6~8月)
▲夏の日中は軽装の人も多い(7月のヘルシンキ)
ヘルシンキの夏は、東京の春から初夏くらいをイメージすると分かりやすいと思います。最高気温は25~30℃ほどです。
日中は半袖やノースリーブで過ごせるほどの陽気ですが、朝晩や天気が悪い日は肌寒いので、必ず薄手のジャケットなど羽織るものを持参しましょう。ヌークシオ国立公園など、森の中に行く時も必要です。
サングラスと薄手の上着は必須
南部にあるヘルシンキも、夏は白夜の季節です。夜の10時頃まで強い日差しが差すため、意外に陽に焼けます。日焼け対策は万全にしましょう。それから、いつまでも横から陽が当たってかなり眩しいため、サングラスは必須です。
▲21時頃の日差し。まだまだ陽は沈まない!
ただ、風が吹けば寒いですし、陽が出ていても時間が遅くなれば気温は下がります。特に女性の場合は、腕の日焼け防止のためにも、羽織るものも用意しておくとよいでしょう。
秋の服装(9~10月)
ヘルシンキの秋は、一気に冷え込み、9月は東京の初冬と同じくらいの気温ですが、10月になると東京の真冬並みの寒さになります。
セーターやコートは、忘れずに持っていきましょう。寒がりな方は厚手のコートやマフラーの出番もあるかもしれません。ただし、室内は暖かいので、春のときと同じで、簡単に脱ぎ着できるような服装がおすすめです。
また、秋は雨の日が多く、濡れた落ち葉が地面に溜まっている場所は滑りやすいので、歩きやすい靴を持っていきましょう。
▲10月はもう、冬と思った方がいい
▲室内での服装
冬の服装(11~3月)
▲3月のヘルシンキ(凍った海の上で)
日本の比ではないほど気温が落ち込むこの季節…。防寒対策はぬかりなく!!
南部にあるヘルシンキでも油断は禁物です。海が近く、凍りついた海面を渡ってくる強い風は、想像以上に体を冷やします。
街歩きの際は、重ね着の上に、腰が隠れる長さ(大事)のダウンジャケットなど、防寒性の高いアウターを着ましょう。
また、なるべく肌の露出を減らすために、ニット帽やマフラー、手袋(オシャレポイント!)などを着用しましょう。
足元も肝心です。厚めの靴下を重ねたり、底の厚いブーツを履いたりして、足元から体温を奪われることを防ぎましょう。上の写真でも、フィンランドの人はちゃんとブーツを履いていますね。
安全に配慮しつつ、オシャレにも気を配ろう!
日照時間が非常に短いのがフィンランドの冬の特徴です。暗い道を長く歩く場合は、反射板グッズを着用して、事故を防ぐのもおすすめです。日本から持っていくのもいいですが、現地にはムーミンの反射板など可愛いものもあるので、現地調達してもいいかもしれません。
他にも、ヘルシンキに到着して寒さに耐えられない場合は現地でマフラーなどの防寒グッズを購入し、お土産にしてもいいかもしれませんね。きっと可愛い防寒グッズがありますよ。
オマケ 冬のラップランドを歩く時は、オシャレより防寒を優先!
▲オマケ。ラップランドを歩く時の服装
冬のラップランドを歩く時は、街歩きといえど油断してはいけません。
上の装備は、夜にオーロラを探して歩き回るために用意したものですが、基本的に昼でも同じ格好で歩いていました。
オシャレよりもまず防寒を優先すべき地域なので、気にするとしたら、防寒着の色くらいでしょうか。
でも防寒着をレンタルすると、皆同じ格好になります。
▲スノーモービルのツアーに参加する人たち(皆同じ格好)
寒い国ではあるものの、夏の時期なら十分軽装で街歩きができるのがフィンランドです。
気候に合わせて服装選びを行って、オシャレをしながら楽しい旅行を楽しみましょう!