季節ごとの魅力(おすすめ観光スポット・服装・気候など)
フィンランドの魅力は、冬のオーロラだけではありません。
日本に四季があるように、フィンランドにも四季があり、それぞれにとても素敵な魅力があるんです。
1年を通じて様々に楽しめるフィンランドで、あなたのお休みに合う時期の魅力をチェックしてみてください!
春 4~5月 新しい季節の到来にお祝いムード!次第に気温が上がり、日がどんどん長くなる季節!
▲春は花が芽吹く季節(提供:Visit Finland)
◆4月のヘルシンキの様子
日中の最高気温: 8~16℃
日の出 6:00 日の入り18:30
春のフィンランドは、長い冬が終わって気温が上がり、どんどん日が長くなる季節です。
日の長くなる様子は顕著で、5月の終わりには朝4時前には日が昇り、日没は22時頃となります。
日照時間が伸びるのにつれて人々も活動的になり、春の到来をお祝いするように、各地で様々なお祭りが行われます。
まだ寒く、雪は残っているものの、フィンランドは次第ににぎやかな季節になっていきます。
夏 6~8月 沈まぬ太陽が輝き、一年で最もフィンランドが活動的になる季節
▲夏は人々が最も活動的になる季節(提供:Visit Finland)
◆6月のヘルシンキの様子
日中の最高気温: 20℃前後
日の出 3:55 日の入り22:50
夏のフィンランドは、人々が最も活動的になる、明るい季節です。
ラップランドでは白夜の季節となり、一日中太陽が沈まない時期となります。
フィンランドの人々はサマーコテージに滞在し、森と湖に囲まれてバカンスを過ごし、旅行者である私たちも、森ではベリーなどを自由に摘むことができます。
夏はベリーのとれる季節(提供:Visit Finland)
6月頃が最も日照時間が長く、ヘルシンキでも夜22時をまわっても明るいほどです。
この時期に訪れれば、一軒二軒とお店をはしごしても、外に出たらまだ明るいなんて体験ができますよ!
秋 9~10月 束の間の紅葉と黄葉を楽しめる「ルスカ」。忘れちゃいけない秋のオーロラも!
▲秋のフィンランドはルスカの季節(提供:Visit Finland)
◆9月のヘルシンキの様子
日中の最高気温: 14℃前後
日の出 6:50 日の入り19:40
秋のフィンランドは、日に日に気温は下がりつつも、まだ雪の降らない中で、この季節ならではの楽しみを満喫できる季節です。
「ルスカ」と呼ばれるこの時期には、ごく短い期間に木々が色づき、森を黄色やオレンジに染め上げていきます。
森からはベリーが姿を消しますが、代わりにキノコが顔を出し、まだまだ森の恵みにあずかることができます。
▲秋の森を散策(提供:Visit Finland)
また、8月の終わりにはラップランドの夜が十分暗くなり、オーロラの鑑賞ができるようになります。
湖に映りこむ、「ダブルオーロラ」を見られるのは、雪が降る前のこの時期だけです!
▲湖に映る、ダブルオーロラ(提供:Visit Finland)
冬 11~3月 ウインターアクティビティーの最盛期!北欧の冬を満喫できる季節♪
▲雪に埋もれた冬のフィンランド
◆12月のヘルシンキの様子
日中の最高気温: 0℃前後
日の出 9:20 日の入り15:10
冬のフィンランドはとにかく寒い!ヘルシンキでも、日中の気温が氷点下などということはざらで、ラップランドに行けば、マイナス20℃前後の世界が待っています。
でも、この時期ならではのお楽しみが一杯の季節ですので、犬ぞりやスノーモービルのようなウインターアクティビティをぜひ楽しみましょう。
▲雪原を走るスノーモービル体験(提供:Visit Finland)
▲犬ぞり体験で出会えるハスキー犬たち(提供:Visit Finland)
また、雪と氷に閉ざされ、太陽の登らない季節だからこそ、フィンランドという国をあり方を深く感じることができます。
氷点下の屋外から建物に入れば、温かい飲み物や暖炉の嬉しさ、体を芯から温めるサウナ文化の豊かさを、肌で感じることができます。
もちろん冬の間は、オーロラの鑑賞もバッチリできます。
自然現象ですので、ご旅行中にできるだけ多くの機会を設けるようにしましょう!
▲冬の夜空を彩るオーロラ
四季を通じて、フィンランドを楽しもう!
いかがでしょうか。春と秋は短いものの、それぞれの季節にお楽しみがあることをお分かりいただけたでしょうか。
初めてフィンランドを訪れる方は、オーロラを目的に冬を体験されることが多いと思いますが、ぜひ他の季節にもこの国を訪れてみてください!