【フィンランド旅行記79】曇りがちの日曜日に、タンペレの街を一人で歩いた感想。。
▲タンペレの中央にある通りは工事中
曇りの日曜日なので、町にはあんまり元気がない
モイ!2018年7月、曇りがちの日曜日に、タンペレの町を一人で歩いてみました。
昼頃に列車で駅に着き、先ほどまでムーミン美術館にいたため、もう夕方です。
夏のフィンランドは陽がとても長いのですが、曇りは曇りですので、やっぱり気分は少々どんよりします。
加えて今日は日曜日なので、市場が休みで、出歩く人も心持ち少なく、町にはあまり活気がありません。
さらに、町の中心部が規模の大きい工事中なのが輪をかけ、結論から言うとタンペレの町にはあまり活気がありませんでした。
でも、フィンランドの町の日曜日は、こんな風にひっそりしていることが多いのかもしれません。
とりあえず、大通りをまっすぐ歩いてみたら、教会を発見
▲アレクサンダー教会
とりあえず、町の中心にある大通りを真っすぐ歩いて、教会のあるところまで行ってみました。
アレキサンダー教会といい、結構立派な教会です。
手前に庭園があったので、ベンチに座ってボーっとしてみました。
ただ、曇っているのでやや肌寒く、陽が当たっているわけでもないので日光浴にもならないため、適当なところで切り上げて来た道を戻りました。
▲アレキサンダー教会は結構立派
そしてテーレンペリにふらりと立ち寄り(黒ビールおいしい)
▲タンペレのバー。テーレンペリ
ヘルシンキでも立ち寄ったバー、テーレンペリを見つけたので(正確にはさっき見つけてあったので)、ふらりと(予定通り)中に入りました。
この前はロンケロを飲んでおいしかったので、今度はビールを飲んでみようと思います。
▲ビールの種類が多い!
この日はテーレンペリも空いていて、あまりお客がいませんでした。
カウンターでビールの銘柄を眺めて、どれが良いのか分からずにいると、カウンターの中にいた店員さんから「ちょっと飲んでみる?」と優しい声掛けが。
町は寂しい様子ですが、空いているといいこともありますね。
2~3種類を飲んでみて、黒ビールがおいしかったので頼みました。
▲テーレンペリの黒ビール
テーレンペリは、自社でビールを醸造している人気の店で、フィンランドの町ではよく見かけます。
店員さんに聞くと、夏の休暇シーズンのせいで、尚更町に人が少ないそうです。
他にもちょっとしたことをいろいろ聞いて、ビールもおいしかったので楽しめました。
この黒ビールは約900円ですが、十分な価値がありました。
その他の町の様子
▲旧フィンレンソン工場
フィンレンソンといえば、創業1820年の、フィンランドの老舗テキスタイルメーカーで、タンペレの町には「旧フィンレンソン工場」と呼ばれる建物があります。
煙突が印象的な赤いレンガづくりの建物は趣があり、近くを流れる川と合わせて、いい雰囲気を醸し出しています。
天気がよかったら、もっと素敵に見えることでしょう。
▲タンペレ大聖堂
こちらは駅に近いエリアにある、タンペレ大聖堂です。
特徴的な壁画で有名なのですが、この日はもう時間が遅くて中に入れませんでした。
人々が休暇を取る時期の日曜日、しかも曇りで大通りは工事中というタイミングだったので、タンペレはずいぶん寂しい街だという印象を持ちました。
ただ、違う曜日や、晴れた日なら全然違う顔を見せてくれるのではないかと思います。
また、実はタンペレには公共のサウナが多く、ヘルシンキよりずっと多いのだそうです。
今回はそのあたりをカバーできませんでしたが、フィンランドへの理解を深めて、いずれそんなところもご紹介できればと思います。。