【フィンランド旅行記71】ヘルシンキの西岸にある、シベリウス公園とカフェ・レガッタで、真横からの日光浴を楽しみました。
▲ヘルシンキの地図
モイ!シティバイク(レンタルの自転車)を借りて、ヘルシンキを走り回っている黒崎です。
今日は、午前中にヌークシオ国立公園でカヌーを、午後はヘルシンキで自転車をこいでいるので、こぎっぱなしの一日です。
途中で何度か軽食や食事をとっているのでそんなに腹ペコではありませんが、ぜひ日中に辿り着きたいと考えていたのがこのカフェ・レガッタです。
上の地図で言うと、左上のエリアを移動しています。
その前に、シベリウス公園に到着
▲シベリウス公園
おっと、シベリウス公園のことを忘れていました。
フィンランドの偉大な作曲家であるシベリウスの名がついた公園で、観光バスが立寄るスポットとなっています。
シベリウスの代表作には「フィンランディア」という、フィンランド独立の機運を高めたと言われる名曲があります。私もyoutubeで聴いてみましたが、迫力があって力強い曲でしたのでおすすめです。
シベリウス公園はトラムの駅から多少距離がありますが、頑張って歩くか、私のように自転車を借りれば自分で来られます(私のように、少し迷うかもしれませんが)
海沿いにある赤い建物が目印。実は結構敷地の広い、カフェ・レガッタ
▲カフェ・レガッタ
そして、実際に来るのを楽しみにしていた、カフェ・レガッタに到着です。
シベリウス公園から少し南下したところにあり、近くにはシティバイクのステーションもあります。
赤い建物は、元は漁師小屋だったものを、海のイメージを持つカフェに改装したのだそうです。
建物は小さいのですが、外にあるテラス席は150席ほどもあります。上の写真に写っているのはテラス席のほんの一部で、後ろを向くともっとたくさんの席があります。
▲カフェ・レガッタ
食べ物や飲み物は、建物の中に買いに入るので、ここは結構混み合います。
ちなみに、非常に明るいですが、もう午後8時頃です。シティバイクで道に迷って、結構ウロウロしたのですが、なかなか日が暮れないのはありがたいですね。
▲カフェ・レガッタの広いテラス席
後ろを振り向くと、こんな風に海に沿って長い敷地があり、テラス席がたくさんあります。
▲マッカラを焼けるスペース
敷地内には、マッカラを焼いて食べるためのスペースも用意されていて、薪が燃えていました。
大きなソーセージ、マッカラといえば、フィンランド人の大切な国民食ですから、こうした設備が必要なのでしょう。
実際、数名のお客さんがソーセージを長い串に刺して焼いていました。
ヘルシンキの相場よりちょっと安いのが嬉しい♪カフェ・レガッタのメニューと価格
▲カフェ・レガッタ
少し順番を待って、店内に入りました。
入口のドアは狭く、人とのすれ違いがギリギリな感じです。
▲カフェ・レガッタのパンやケーキ類
狭い建物内に、様々なパンやケーキが並べられています。カフェというより売店という感じで、なかなかいい雰囲気です。
メニューの価格は、コーヒーが2.3ユーロ、紅茶が2ユーロ、シナモンロールが3.3ユーロ、ケーキ類は4~5.2ユーロというところで、ヘルシンキの中心地と比べるとかなり安めの価格設定が嬉しいです。
私が購入したのはコーヒー(2.3ユーロ)とブルーベリーケーキ(4ユーロ)。高めのメニューとしては、サーモンのサンドウィッチが4.8ユーロ、最も高いのがビーガン(ストイックなベジタリアン)用のパイで、6.5ユーロでした。
海沿いの席に座って長く楽しめる、真横からの日光浴♪
▲ブルーベリータルトとコーヒー
海沿いの席が空いていたので、早速座ってコーヒータイムです。
フィンランドの人たちは日光浴が大好きなので、私も彼らにならって陽を浴びてみます。
ただ、時間が午後8時を過ぎていたため、太陽はかなり西に傾いていて、ほぼ真横からの日差しとなっていました。
しかも、海沿いなので海面に反射してめっぽう眩しい!サングラスは必須の日光浴でした。
さらに、夏のフィンランドの陽は傾いてもなかなか沈まないため、夕暮れ時の時間を長く楽しむことができます。
カフェ・レガッタは年中無休!朝8時から夜21時まで営業中!
レガッタのホームページを見ると、年中無休で朝8時から21事まで営業しているようですが、ガイドブックによってまちまちで、実際夏の間はもっと遅くまでやっているようです。
冬の間も21時まで営業とはすごいですね。コーヒーやケーキを買って、一体どこで食べるのでしょう?
海は凍りつき、太陽はすぐ沈み、テラス席は、マッカラを焼く焚き火の近くしか使えないのではないでしょうか。
あまりのんびりしていると(できればですが)、コーヒーが凍りつくかもしれません。
でも、そんな季節のレガッタもちょっと見てみたい気がしました。
その他の情報
▲カヤックのレンタル
カフェ・レガッタの横には、カヤックなどのレンタルがありました。
価格は、看板にある通り、SUP(スタンドアップパドル)が1時間15ユーロ、シングルカヤックが20ユーロでした。
▲海沿いの道
海沿いの道には、散歩をする人やジョギングをする人が見られました。日が長い夏の間は、こんな風に過ごすのでしょう。
気をつけないと寝不足になりますが、一日が長いっていいですね。
ちなみに私はこの後、「街に戻ってビールを一杯」も企んでいるので、しばらくケーキとコーヒーを楽しんだ後は、再びシティバイクを借りて移動を始めました。。
(この記事の情報は、2018年7月現在のものです)