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グル・リンポチェ(パドマ・サンバヴァ)

松澤真二

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いい旅ブータン 松澤真二

グル・リンポチェ

▲グル・リンポチェ

ブータンを訪れるにあたって、必ず覚えておきたい人物?は、なんといっても「グル・リンポチェ」! サンスクリット語で、「パドマ・サンバヴァ」です。

チベット仏教の4大宗派のうち、最も古いニンマ派の祖師であり、ブータンではお釈迦様に次いで「第二の仏」と拝められ、ブータンに仏教を伝えたと言われています。

生涯を通し全部で八つの名前があり、ブータンのお祭・ツェチュ祭の時に開帳されるトンドル(大タンカ)には八変化相の姿が描かれたものが多くあります。

あの有名な聖地タクツァン僧院は、このグル・リンポチェが虎に乗ってインドからやって来て、こここの洞窟で瞑想されたのです。ですので、タクツァン僧院は、別名「Tiger Nest(トラのねぐら)」とも呼ばれています。