こんにちは。アキレス腱がすっかり治って、今日も元気に街を歩いている黒崎です。
昨年から定期的に開催している「日帰り街歩き」のツアーを2020年2月にも実施したので、ちょっと内容をご紹介します。
日本の道の中心、日本橋(にほんばし)♪
▲日本橋
今回の街歩きは、かつて徳川家康が「日本の道の中心」と定めた、東京の日本橋からスタートです。
ちなみに、大阪にも同じ名前の橋がありますが大阪のものは「にっぽんばし」と読み、東京のものは「にほんばし」と読みます。
諸説あるようですが、江戸城築城の際に川に丸太を二本(にほん)渡して即席の橋をつくったのが、元になっているとかないとか..。
道の始まりの印、日本国道路元標
橋の中央には、日本国道路元標(にほんこく どうろげんぴょう)という印があり、ここが日本の道路の出発地点、中心とされています。
この場所は車道なので危なくて近寄れないのですが、すぐ近くにレプリカが展示されているので、そちらは安心して見られます。
▲日本国道路元標(にほんこく どうろげんぴょう)
▲と、そのレプリカ
東京を守る獅子と、麒麟の像
長さ49mの石橋には、獅子の像と麒麟の像がそれぞれ4体鎮座しています。大河ドラマもあって、今年は「麒麟」が来ていますねー。
それからこの街歩きの前日に、上野動物園で37年ぶりにキリンの赤ちゃんが誕生したそうで、タイムリーな話題がありがたいです。
(ツアー中の話題が増えて助かります)
▲獅子の像
橋の四隅にいる獅子は、東京市の紋章を前脚で抱え、東京を守る存在とされています。
▲麒麟の像
想像上の生き物ではあるものの、通常麒麟(きりん)に翼はありません。ただこの場所の麒麟は、「ここから羽ばたく」という意味を持っているそうです。
もう一つ、「かつて魚河岸があった場所」であるため、魚のヒレのような翼があしらわれている、という話もあります。
いずれにしても、大変立派な像なので必見です。
また、現在は日本橋の上に高速道路が通っていますが、いずれ高速道路を地下化するなどして、ガラリと景観を変える計画があるそうで、今から楽しみです。
日本の薬の祖を祀る、薬祖神社(やくそじんじゃ)
▲薬祖神社
この場所にある神社としては福徳(ふくとく)神社が有名ですが、こちらもかなり重要な神社なのでご案内しました。
医薬を司る神様が祀られた神社なので、日本の名だたる製薬会社等の名前が並んでいます。
いくつご存じでしょうか。ぜひ実際に御覧いただきたいと思います。
日本銀行を見学して、一億円の重さを体感!
▲一億円のレプリカ×2(結構重たい)
その後は日本銀行を見学(事前に予約済み)して日銀の働きを学び、一億円の重さを体感するコーナーにも行きました。
セットが2つあるので、一度に持ち上げれば、一億円といわず二億円の重さを実感することもできます(実際にやってみました)。
▲日本銀行の本館
日銀は、古い建物が残る本館と、新しく作られた新館がつながった建物で、本館を上から見ると「円」という漢字に読めるんです。
ランチは有楽町で、シンガポール料理のビュッフェ♪
▲シンガポール料理のビュッフェ
その他にもいろいろとご案内しましたが、最後は有楽町まで歩いてシンガポール料理のビュッフェ。
ソフトドリンクは飲み放題で、シンガポール名物の海南チキンライス、焼きそば、アジアンなカレー、揚げたエビや炒めたカニ、ラクサや様々なスイーツも食べ放題です!
歩いた距離は5~6kmだと思いますが、車でなくご自身で歩かれるとお腹が空きます。
お腹を空かせたご参加者様が、品数豊富なおいしいビュッフェを喜ばれていたので良かったです。。
いい旅のツアーは、街歩きでも国内旅行でも海外旅行でも、10名様前後をベストなご人数と考えていますので、人数の多いツアーより説明が聞きやすかったり、トイレ休憩がスムーズだったり、大きな円卓を囲んで仲良くなりやすかったりします。
当日の内容から、ほんの一部をご紹介しましたが、日帰りの街歩きツアーは参加しやすく、「楽しかった!」とご好評もいただいているので、近いうちにまたご提案したいと思います!