【ブータン旅行記7】ブータンについて初めての食事。パロで食べたランチ
クズザンポー。今回の視察で初めてブータン料理を食べた黒崎です。
ブータン料理というと、「世界一辛い」というイメージを持たれる方が多く、実際現地の方の食事には大変辛いものもあります。
唐辛子を野菜として食べたり、チリの他に山椒も使うあたりからそう言われます。
▲パロのレストラン
でもご安心ください。旅行者向けには、ちゃんと辛くない食事を用意してくれますし、辛いのは唐辛子なので、あっても見た目で大体分かります。
それでは、パロのレストランで食べたブータン初の食事をご紹介します。
パロでのランチで、はじめてのブータン料理を♪
パロ・ゾンから降りてきて車に乗り、15分ほど走ったところにある、CHHARO & DORO RESTAURANTというレストランに行きました。
パロは狭いので、どこへ行くにも近くていいですね。
ここでのランチは、マイルドなブータン料理です。
といってもレストランで出てくるブータン料理には、さほど分かりやすい特徴があるわけではありません。
ほとんどが野菜料理で、時々肉のおかずがある、という感じでした。
▲レストランでくつろぐガイドさん
▲ブータンビールとブータン料理
味付けはシンプルなのに、いい味わいのある料理だと思いました(以下、お皿の右手前にあるジャガイモから時計まわり)。
ケワ・ダツィ
ジャガイモがチーズと一緒に煮られていて、塩味もあってご飯のおかずになる味です。
あちこちで出てきますが、日本人の口に合い、安心して食べられる味です。
赤米
赤米ですが、日本の赤飯のようなもち米ではなく、パラパラというよりちょっとパサパサしています。でもこのパサつく感じが、おかずの汁気を吸い取っておいしくなります。
牛肉の煮込み
この牛肉料理はちょっと独特で、ブータン風でした。
まるで辛くはないのですが、肉といえば基本的に干し肉を指すようで、独特の風味がありました。
よく煮っれているのですが、水分が抜けているためか、身が締まっていてかなり噛み応えがありました。
インゲンの煮たのと、きくらげと人参の煮物
見たまんまの、あっさりした味付けの野菜です。きっと体にいいと思います。
エマ・ダツィ
お皿の中央にあり、唯一辛かったのがこのエマ・ダツィです。
トウガラシをチーズで煮込んだものなので、うっかり食べるとやはり辛いです。
ただ、唐辛子の種類にもよるとは思いますが、食べられないというほどの辛さではありません。
味も結構イケルため、慣れればきっとおいしく食べられると思います。
▲ブータンビール
ブータンビール
ガイド氏が、普通にビールを頼んで自然に口に運んだため、当然私もつき合いました。
ブータンではビールをつくっていて、いくつか銘柄があるので視察中に試してみます。
彼はさっぱりした味が好きだそうで、日本ではスーパードライが好きだと言っていました(苦いのはキライとのこと)。
ブータンは空気が乾燥している(大切な要素)ので、ビールがおいしいです。
▲欧米人のカップル
落ち着いた雰囲気の、なかなか居心地のいいレストランでした。
さて、一歩外に出るとまた犬が寝ていましたが、これからブータンの首都、ティンプーに向かいます。
▲レストランの外で眠る犬