【ブータン視察記4】仮住まい中の、ブータン国立博物館を見学
こんにちは。いい旅ブータンの黒崎です。
パロは唯一の国際空港がある場所で、ブータンの玄関口となっており、まずは国立博物館とパロ・ゾンに行くのが定番のコースです。
ブータン初心者の私も、まずこの2つを見てみようと思います。まずは国立博物館です。
▲パロ空港の建物
▲空港滑走路の横を走る
国立博物館(仮住まい)
パロはどこへ行くにも近く、国立博物館も空港から車で30分もあれば着きます。
本来の国立博物館は、地震の被害にあって修復中のため、仮の建物に入って収蔵品を見学します。
入場料は200ニュルタム(約400円)と、そう高くはないのですが、ブータン人は10ニュルタム(約20円)なので、観光客は20倍もの金額を払うことになります。
比べると少々高いですね。子供や僧侶は無料でした。
まあ400円ですし、ガイドさんが払ってくれますので、気にせず行ってみましょう。
▲国立博物館の受付
▲現在使用中の国立博物館(仮住まい)
手荷物はロッカーに預けて入り、中は撮影が禁止です。
まさか隠し撮りをするわけにもいかないため写真がありませんが、ツェチュと呼ばれるお祭りで使うお面が壁に飾られ、祭りの様子がビデオで流されていました。
シーズンに訪れないとツェチュは見られないため、様子が分かるのはよいと思います。
その他、たくさんの仏像や、ブータンの生き物などが展示されていました。
意外にも南の方にはワニもいるようで、ひらきになったワニ皮なども展示されています。
▲本来の国立博物館
現在仮展示中の建物の向かいに、本来の博物館が見えます。
特に作業をしているようには見えませんでしたが、2015年の地震でダメージを受けて現在修復中とのことです。
この建物は構造が特徴的だそうなので、手間取っているのかもしれません。
ダルシン(経文旗)
単に旗が立っているだけに見えますが、よく見るとダルシンにはお経が書かれていて、風にはためくとお経が読まれるのと同じ効果があるそうです。
敬虔な仏教徒であるブータン人は、とにかく国中をお経で満たしたいんですね。
▲ダルシン(経文旗)
パロ谷の絶景
この場所に来てみるべきもうひとつの理由が、この景色です。
博物館のある高台から見ると、パロが谷に開けた狭い平地にあることがよく分かります。
ここは絶景スポットですので、ぜひ訪れましょう。
▲高台から見たパロ谷
さて、次回はパロ・ゾンを見に行きます。