ちょっと(いやかなり)遠いけど、松茸を求めてブムタン地方へ!
▲いざブムタン地方へ!
クズザンポーラ!引き続き、松茸を求めてブータンを旅行中の松澤です。
今目指しているブムタン地方は、首都ティンプーから、車で10時間ほどかかるので、ちょっと(いやかなり)遠いです。
通常は、途中のワンデュ・ポダンか、トンサで1泊しますが、今回は、往路はワンデュ・ポダンで一泊し、復路はトンサで1泊しました。
ちなみに「ブムタン」とは街の名前ではなく、チュメ、チョコル、タン、ウラという4つの谷が集まる、この地域の総称です。
その4つの谷の中心地がチョコル。そしてチョコル谷に中央ブータンの中心地・チャムカルの街があるんです。
また、この街は一般的には「ジャカル」と呼ばれていますが、正確に言うと「ジャカル」とはゾンの名前になります。
ブムタン地方は、標高2,000~3,000mほどの高地にあります。
パロやティンプーでは稲作をしていますが、この地域は寒冷な気候から稲作が定着せず、ソバや麦作り、ヤクや牛の放牧が中心となっています。
▲ブータンの牛
その牧歌的な風景は、ブータンの中のスイスとも呼ばれています。
本当に空気がおいしくて、景色も良くて、小麦畑が黄金色に色付き、そばの花が美し咲き誇り、まるでこの世の天国かと思うような風景です。
そして、ブータンに最初に仏教が伝わったのはこのブムタン地方。もともとこの「ブムタン」がブータンの宗教の中心地だったのです。
そのため、数多くの古刹・名刹寺院が多く、お寺巡りするのも楽しい場所です。
でも、そうそう、今回の目的は「マツタケ」!
「マツタケをたくさん採って。おなか一杯食べるぞ~!」と意気込んでブムタン地方を目指しました!