エマ・エマ・エマ!世界一唐辛子(とうがらし)を食べるのは、ブータン人!
クズザンポーラ!いい旅ブータンの松澤です。
「ブータン料理は世界一辛い!」という声をよく聞きますね。
でも、確かに辛いことは辛いけど、メキシコ料理や韓国料理、インドカレーの方がずっと辛いというのが、私の正直な感想です。
ただ、世界一とうがらしを使うのはブータン料理で、世界一とうがらしを食べるのはブータン人、ということは間違いないでしょう。
例えば、ブータンの首都ティンプーのサブジ・バザール(野菜市場)でも、多く売られている野菜はとうがらしです。その量は圧倒的で、半端ではありません。
市場に並ぶのは、大量のとうがらし!
▲大量の生とうがらし
▲エマ(とうがらし)と、パウダーの唐辛子
▲乾燥とうがらし
市場を見渡すと、とにかくあちこちでとうがらしを大量に売っています。
それだけ日常的に食べられていて、需要があるというなんですね。
ブータン人の生活にはエマ(とうがらし)が欠かせない!
▲どこの家にも軒下にはエマ(とうがらし)。ブータンの秋の風物詩
最も有名なブータン料理「エマ・ダツィ」
▲ブータン料理は野菜たっぷりでヘルシー。人参とスプーンの間にあるのがエマ・ダツィ
ブータンの言葉で、とうがらしは「エマ」といい、エマを使ったブータン料理はたくさんあります。
中でも最も有名なものは、チーズ(ブータンの言葉で「ダツィ」)と一緒に煮込んだ「エマ・ダツィ」です。
クリーミーな辛さが癖になるブータンの国民食で、ごはんに合います!とってもおいしいですよ!
観光客向けには、辛さを抑えたものも提供されているので、ぜひ、ブータンを訪れた際はお試しください♪