【ブータン旅行記37】ブータンで一番人気の観光地、タクツァン僧院に登る!
▲ブータン観光のハイライト。タクツァン僧院
クズザンポー。いい旅ブータンの黒崎です。
今日はブータンで一番人気の観光地、タクツァン僧院に登ります。
タクツァン僧院はパロの郊外、標高約3000mの地点にありますが、パロの標高が高くて、車で行く登り口が2500mくらいあるので、実際に登るのは5~600mほどです。また、特別な装備は必要なく、スニーカー等であれば十分登れます。
ただ、それなりに大変ですので、「ちょっと遺跡を見に行く」というよりは「それなりの山を登る」という意識でいた方がよいと思います。
タクツァン僧院へのアクセス
この日はタクツァン僧院に登るため、6時半から食事を取ってすぐに出発しました(涼しいうちに登る方がいい)。
別れざまに、宿泊した家のおばあさんに会うと、手をにぎって何かゴニョゴニョとおまじないをしてくれたので、「カディンチェ(ありがとう)」と伝えて出発しました。
パロ市街からこの民家までも近かったのですが、タクツァン僧院も近く、車で移動して少し山を登ると、30分ほどで登り口に着きました。
というわけで、朝7時40分から登り始めることができました。
▲登り口(標高約2500m)までは車で行ける
タクツァン僧院の登り口には、人と馬が一杯!
▲観光客用の馬。第一展望台までは馬で行くこともできる
▲はるか上に見えるタクツァン僧院。左の方からぐるりとまわって登ることになる
▲タクツァン僧院の登り口にて。朝も早いのでまだ涼しい
タクツァン僧院目指して、登山開始!
先ほどの写真の通り、タクツァン僧院は登り口から見ることができるのですが、実際にはぐるりと山を回って登って行くため時間がかかります。
(断崖を登れと言われても困りますし)
時々休憩を挟んで登ったところ、登るのに約2時間、僧院を見学して降りると、全体で4時間ほどかかりました。
もう少し急ぐことはできますが、それなりに標高があるし、かなり汗をかくのでゆっくり登るのがおすすめです。
少し大変ですが、何と言ってもブータン旅行のハイライトです。頑張って登りましょう。
▲それなりの山道を登るので、スニーカーは必須!
▲第一展望台よりも手前にあった水飲み場で、顔を洗ってリフレッシュ
大きなマニ車のある、第一展望台に到着♪
▲第一展望台。右の方に大きなマニ車がある
▲ルンタ(仏旗)の内側には、小さなマニ車がたくさんある
▲第一展望台から少し登ったところ。いろいろな斜面がある
高度が上がると、植物の様子が変わってくる
▲シダ類っぽい植物。標高が上がり、植生が変わってきた
▲標高3000mあたりの木
▲第二展望台までもう少しの地点。このあたりの道は案外よい
第二展望台に到着!でもここから一旦階段を下りる!
▲第二展望台。この先は長い階段を降りて行く
▲階段を降りてタクツァン僧院へ
▲階段を降り切ったところ。滝が流れている
▲滝のところから逆側を見る。よくぞこんなところにつくったものです
そしてまた階段を登る!
滝のある場所を過ぎると、最後の階段登りです。あと一息なので頑張ります!
▲階段を登ってタクツァン僧院へ
▲左の階段が僧院の入口、右にあるのが荷物を預ける場所
▲ようやくタクツァン僧院に到着!
僧院の中は撮影禁止で、外で荷物を預けて入ります。あまりラフな姿ではいけないため、軽装で登って来て、僧院の手前で着替えている人たちもいました(そのための場所がある)。
僧院の中には複数の仏間がありますが、主要な2つを見学(参拝)しました。
グル・リンポチェが悪魔退治の際にこもったという洞窟もありましたが、普段は固く閉ざされていて壁のようにしか見えません。年に一度だけ開けるとのことでした。
降りてきました~。
▲登り口にある売店
▲登り口にある売店。様々な雑貨を販売している
今回はガイドさんの好リードで、うまく朝早くから登ることができましたが、それでも結構汗をかきました。
特に暑い時期は、早い時間に登るのが大正解で、我々が降りる頃に登ってくる人は本当に大変そうでした。
(中腹あたりで、上まで登るかどうかでケンカしている人たちもいました)
スニーカーがあれば登山の装備は不要ですが、心がけは「ちょっとした登山」というより、「ちゃんとした登山」と思っていただく方がよいと思います。
タクツァン僧院については、このページで詳しくご紹介しています。