【ブータン旅行記31】ティンプーっ子の胃袋。サブジ・マーケットを見てきました
クズザンポー。旅先では、ついスーパーやマーケットをのぞいてみたくなる黒崎です。
今日はブータンの首都ティンプーで、伝統的なマーケットの様子を見てみたいと思います。
ブータンでは、細かな買い物は街の小さな商店で行い、食料品などまとまった買い物はマーケットで行うのが主流です。
日本で買い物といえばスーパーですが、スーパーマーケットはまだそれほど一般的でなく、実際少し高いそうです。
全面に屋根のある巨大市場、サブジ・マーケット
▲ティンプーのサブジ・マーケット
ティンプーのサブジ・マーケットは、木曜日~日曜日に開催される、かなり巨大な市場です。
屋根のある空間はかなりの広さがあり、青果を中心に、穀物やチーズなど、様々なものが売られます。
▲伝統あるマーケット
1階は輸入もの、2階に上がるとブータン産のものが売られる
1階の野菜や果物はインドからの輸入が主流で、2階はブータンのものだそうです。
価格差はかなりあって、インド産は半額だといいます。
インドはすぐ隣で、インド人は自由にブータンに出入りできますからね。
▲この唐辛子の量を見ると、「さすがブータン」と言いたくなる
▲青とうがらしなど
▲左下は山椒の実。これもブータン料理には欠かせない
▲粉唐辛子の量り売り
▲二階に上がると、現地産の品が並ぶコーナーになっている
「肉無し月」は徹底!お肉の販売は一切なし
ちょうど「肉無し月」と呼ばれる時期だったので、肉のコーナーは完全にクローズしていました。
▲「肉無し月」なので、肉は一切ない
▲玉子とチーズ。ブータン人はチーズ好き
▲干した豆腐だそうです
再び1階に降りると、色鮮やかなフルーツ類が並んでいました。
色鮮やかなフルーツは、インドからの輸入もの
こうしたものはインドからの輸入品です。
▲色鮮やかなフルーツ
▲インド産のフルーツ
▲穀類を扱うエリア。ブータン人はお米をたくさん食べる
物があふれるイメージは少ないブータンですが、さすがに市場には大量の食料品が並び、様々な品が売られています。
中でも、唐辛子の扱いが大きく量もふんだんなのは、さすがにブータンという気がしました。
特別何か購入するわけではなくても、マーケットは地元の人々の生活の場なので、見ているとやはり興味深いです。
さて、次はまたホテルの視察に向かいます。
▲サブジ・マーケット(動画)