予想外の味も楽しめる!ブータン旅行で食べておいしかった食事♪
ブータン旅行で実際に食べてみて、おいしかったものをご紹介しています。旅行全体で見ると、意外にもブータン料理以外のものを食べる機会が多かったのが面白い点です。
ケワ・ダツィ
ブータン人の国民食はエマ・ダツィという唐辛子のチーズ煮ですが、初心者にはジャガイモの入ったケワ・ダツィがおすすめです。唐辛子だけのエマ・ダツィに比べると味がマイルドで、ジャガイモとチーズの相性がよいところにちょっと辛みが加わるのがいい感じでした。
ブータンビールと一緒に楽しむのがおすすめです。
▲ケワ・ダツィ(左下)
モモ
チベットやネパールでよく出てくるモモは、ブータンでも人気の料理です。ほとんど餃子と思って差し支えない味なので、日本人なら安心して食べられます。
チーズ好きのブータン人らしく、メニューには「チーズモモ」というものもありましたが、チーズだけではなく野菜の具なども一緒に入っていました。ご希望の方は、日本からちょっと醤油を持って行けば完璧で、こちらもビールと合います。
▲チーズモモ(チーズと野菜が入っている)
アジアンなご飯
ティンプーのホテルでは、ブータン料理というよりアジアンなご飯が出てきました。
パクチーがのったパパイヤサラダに酢豚風の肉料理、インゲンや各種野菜の炒め物など、白いご飯をたくさんのおかずが囲む、たいへん賑やかな食卓でした。
写真の料理は、ティンプーのNAMSLING HOTELのものです。宿泊客の人数によってはビュッフェになるようですが、この時はアラカルトで提供してくれました。アジアン料理はビールに合いますね。朝食にはアジアンなお粥が出ました。いろいろな具を混ぜていただきます。
▲アジアンなご飯(とビール)
▲アジアンなお粥と朝食
とんこつラーメン
ティンプーにあるラーメン颯(はやて)というお店は、ブータン人のツェリンさんと日本人の静香さんが結婚して開きました。一部にブータンの食材を使いつつも、日本のとんこつラーメンと変わらない味を楽しむことができます。
視察で訪れた際には、JICAの日本人職員が集まる場になっていて、皆さんここで日本の味を楽しむのだと仰っていました。
餃子や日本のカレーもあるので、旅行中に立寄ればほっと一息つけることうけあいです。ブータンを旅行中に「ラーメンとビール」ができるとはありがたい限りです。
▲とんこつラーメン(とカレーとビール)
簡単な朝食
民家に宿泊した際の朝食は、朝早く出発してタクツァン僧院に登ることになっていたため、各種の野菜をチーズで煮た簡単なものでした。ところがこれがおいしくて、早々に出発するはずが朝からおかわりをしてしまいました。
辛い食事も刺激的でおいしいですが、時々マイルドなものを口に入れるとやっぱり安心できます。
▲ほっこりおいしい野菜めし
ローカルレストラン
タクツァン僧院に行った後に、売店と一緒になったような、地元の人しか行かないレストランに立ち寄りました。
お店の人が「日本人が来たのは初めて」だと言い、口に合うかと心配してくれていましたが、タクツァン僧院に登って降りてきた後でお腹が空いていたことと、ビールがしっかり冷えていたことを差し引いても、ここの料理はおいしかったです。
お客様をご案内するにはやや難があるのですが、時々ローカルレストランに入るとこうして当たりくじを引くこともできます。
▲ローカルレストランの食事(と冷えたビール)
【番外編1】機内食で出てくるインドカレー
バンコクとパロの間に乗るブータンエアラインズ(B3)は、インドのコルカタに一旦降りるフライトです。
インド人が多く乗るため、「チキン」「ベジ」のどちらを選んでも機内食はインドカレーで、味も本格的です。唐辛子のペーストがついていたのがいかにもブータンの航空会社らしいです(このペーストは激辛!)。
▲機内食のインドカレー(左上に激辛ペーストあり)
【番外編2】空港で楽しむタイ料理
これもブータン料理ではありませんが、ブータン旅行の際はバンコクで乗り継ぐことが多いです。バンコクのスワンナプーム空港は非常に広く、いくつもレストランがあるため、個人的には、タイでの食事もブータン旅行の楽しみに加えたいと思います。
先日は「MANGO TREE」というレストランで、トムヤンクンと海老春巻きをいただいてきました。マンゴーを使ったカクテルも加えてくつろげば、長めの乗り継ぎ時間も快適に過ごすことができます。
▲MANGO TREEのトムヤンクンと
▲海老春巻
いかがでしょうか?ブータン旅行のはずなのに、乗り継ぎや一時降機のため、意外にも食事がバリエーション豊かだったのでご紹介しました。
また、ブータンではビールをつくっていて種類もいろいろあるので、食事と合わせて飲んでみるとより楽しめるでしょう!