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ブータンの仏教ってどんな宗教?特徴をご紹介します

指田史朗

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いい旅ブータン 指田史郎

ブータンの仏像

ブータンの宗教はチベット仏教で、ブータンは世界で唯一、チベット仏教を国教とする国です。

チベット仏教は日本と同じ大乗仏教で、菩薩信仰が強いのも特徴です。

ブータンにチベット仏教を広めたのは、グル・リンポチェ(パドマサンバヴァ)やパジョ・ドゥゴム・シクポなどで、現在のブータンの2大宗派となっています。

ブータンを旅すると、至る所に大きなマニ車、のぼりのようなタルシン、五色の旗ルンタがあり、しばしばチョルテン(仏塔)を目にします。

これらは全てチベット仏教における、信仰の対象として置かれたものなので、一つずつご紹介してみます。

ルンタとダルシン

ルンタは青、白、赤、緑、黄の五色で構成されて、それぞれ空、雲、火、水、地を意味し、チベット仏教の宇宙観を示しています。

ダルシンは地面に立てられた木や竹の竿に布がつけられたもので、よく見るとルンタもダルシンもお経が書かれています。

いずれも風に揺れるとお経が読まれるのと同じ効果を生むとされていて、ブータン人は国中をお経で満たそうとするかのように、この二つをあちこちに設置しています。

ルンタ

▲五色の布、ルンタ(お経が書かれている)

ルンタ

▲お経が書かれたダルシン

マニ車

ゾンやラカンに入れる度に、マニ車を目にされることでしょう。

これも一回転させるごとにお経を唱えたのと同じご利益があるとされ、ブータン人は熱心に回していきます。最近では太陽電池で回り続けるものや、ペットボトルで作られ風で回り続けるものもあります。

マニ車

▲マニ車

チョルテン(仏塔)

チョルテン(仏塔)は、王様や有名人が亡くなった時に建てられるものです。

お墓ではないため遺骨などは入っていませんが、大きなチョルテン(ティンプーのメモリアル・チョルテンなど)は中に仏像が安置され、参拝の対象となっています。

メモリアルチョルテン

▲ティンプーにある、メモリアル・チョルテン

日本では宗教と言うと特別な場という印象がありますが、ブータンの人々にとって宗教は生活の一部であり、より日常に溶け込んだものです。

仏教との密接な関わりは、不要な殺生をせず常に慈悲の心を持つなど、ブータン人の国民性に現れ、幸福度世界一と言う概念の土台にもなっています。

ブータンを旅して、風にたなびくルンタを見て、マニ車の鐘が鳴る音を聞けば、あなたもブータン人の仏教観を少し理解できるかもしれません。

※上記の解釈には諸説があります。予めご了承下さい。