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ブータン旅行に安い価格で行く方法♪ポイントをおさえて最安値を目指そう!

龍石堂 淳

この記事を書いた人

いい旅ブータン 龍石堂淳

ブータンの通貨 ニュルタム

▲できることなら滞在費用は節約したい

実のところ、ブータン旅行の価格は、どの旅行会社を利用してもあまり変わりません。

また、現地で節約することもできません(後でご説明します)。

でも、やっぱり旅行の費用は少しでも安い方がいいですよね。

そこで、「どうしたらブータン旅行に最安値で行くことができるのか?」を、旅行会社の立場からご紹介します。

ブータンで旅費の節約はできない!滞在費用はブータン政府が定めた「公定料金」で決まる!

ルンタ

▲何もないブータンだが、「公定料金」という決まりがある

ブータン旅行では、政府によって1日当たりの滞在費が定められています。

「公定(こうてい)料金」といって、どの旅行会社もこれを元に滞在費を算出し、その中には以下の費用が含まれています。

ブータンの公定料金に含まれるもの

・内国税US$65、手数料(利権料を含む)
・宿泊費(高級ホテルは追加費用が必要)
・食事代(アルコールは除く)
・ガイド、ドライバーの費用
・陸路での移動費用(専用車)
・トレッキングツアーのキャンプ設備、運搬代(トレッキングを行う際)

滞在中に必要なものがほとんど含まれているため、ブータン旅行で財布を出すことはあまりなく、レストランで食事をしてもガイドさんが精算してくれます。

その代わり、仮にすごく安いホテルに泊まっても、ものすごく安い食事で済ませても、最低価格が決まっているので滞在費を節約することはできません。

逆に、高級ホテルに宿泊する際は追加費用が必要ですが、それ以外はどこに泊まっても公定料金は変わりません。

そのため、旅行会社によって価格が変わることはほとんどないのですが、それでもブータン旅行に安く行くための方法はあるんです。

ブータンの滞在費を安くするには、時期と人数を変える!

ドゥクチェンの夕食

▲いつ、何人で行くかで、ブータン旅行の価格は変えられる

ブータンの滞在費を決める公定料金は、「訪れる時期」と「一緒に旅する人数」を変えることで安くすることができます。

公定料金は、訪れる月(時期)と人数によって、金額が違っているためです。

時期と人数による公定料金(一人あたりの費用)の違い

◆3月~5月と9月~11月

1人:290ドル  2人:280ドル(宿泊時は2人部屋使用)  3人以上:250ドル(宿泊時は2人部屋使用)

◆12月~2月と6月~8月

1人:240ドル  2人:230ドル(宿泊時は2人部屋使用)  3人以上:200ドル(宿泊時は2人部屋使用)

春か秋に一人で行くのが最も高く、日数×290ドルなので、例えば5日間の滞在なら約15万円となります。

一方、夏か冬に3人以上で行けば、日数×200ドルなので、5日間で約10万円です。

 

その差は5万円あり、滞在費が3分の2で済むので、これは大きいですね。

もし3月1日の出発をお考えの際は、2月末に出られないか真剣に検討されることをおすすめします。

 

そして、公定料金以外にも、旅行代を安くする方法があります。こちらは頑張れば節約も可能です。

航空券の価格を下げるには、日本出発の航空会社、乗り継ぎルートを工夫しよう!

搭乗券

▲航空券の選び方で、価格は変わる

ブータン旅行に安く行くために、もう一つ工夫したいのが「航空券」です。

航空券代を決めているのは航空会社ですが、これをうまく抑えることができれば、ブータン旅行の費用を安くすることができます。

羽田のタイ航空カウンター

▲安くするには、日本から出発するフライトが重要!

2017年現在、日本からブータンに行く直行便はないため、バンコクでブータン行きの便に乗り換えるのが一般的です。

ですから、日本からバンコク、バンコクからパロと、2つの航空会社を乗り継いで行くことになります。

そのうち、バンコクとパロの間には、ドゥルック・エアとブータンエアラインズの二社が運航していて、あまり競争がないため安くなりません。

一方、日本とバンコクの間には、日本航空、全日空、タイ航空の他、その気になれば中国東方航空など、いろいろな航空会社が飛んでいて、競争があるので料金が安くなりがちです。

そのため、「いかにバンコクまで安く行くか」が勝負なので、いくつもある選択肢の中で、最も節約できるものを選びます。

航空券代金の実例

これは、2017年6月にブータンに行った時の航空券代です。

①羽田-バンコク タイ航空(TG) 52,380円
②バンコク-パロ ブータンエアラインズ(B3) 93,000円
 総額:145,380円

②の方が高いのですが、残念ながらこちらはほとんど安くできないため、①の方で工夫します。

空席状況によりますが、例えば中国東方航空を使うと、上海乗り継ぎでバンコクに行くことにはなりますが、いくらか料金を下げることができます。

 

ただ、バンコクでの乗り継ぎ時間にはちょっと注意が必要です。

いくらバンコクまでを安くできても、乗り継ぎできずに宿泊したら、バンコクでの滞在費やホテルへの移動費用が発生してしまいます。

こうした部分のバランスも見て、どの航空会社の、どんなルートにするかを決めていきます。

いくつかの選択肢を用意してから、旅行会社に相談しよう!

ブータン旅行は、個人が予約することができず、旅行会社に頼むしかありません。

ですが、パンフレットやサイト上に掲載されたツアー代金はあるものの、手配を始めてみるまで正式な価格は分かりません。

ですから、きちんと相談に乗ってくれて、希望の条件を満たすように調べてくれる旅行会社であるかどうかが大切です。

 

また、時期や行き方によって価格が変わるので、お客様の側でも、ある程度調整できる選択肢を用意しておくのがおすすめです。

そうすれば旅行会社の側でも、なるべくよい条件のものを探すことができます。

私たちいい旅ブータンも、同じ旅行なら、なるべく費用を抑えらえるご提案をしたいと思います。

ブータンへのツアー検討はこちらから 

▲うまく費用を抑えて、賢くブータンを旅行しよう!