スリランカのアーユルヴェーダで健康になれる理由!その効果や必要な旅行日数をご紹介します♪
▲アーユルヴェーダの施術のひとつ「シロダーラ」
スリランカのアーユルヴェーダってどんなもの?
スリランカでアーユルヴェーダを受けると、実際に健康になれるのでしょうか?
疲労からの回復や、体調の改善などができるのでしょうか?
内容や必要日数にも触れて、様々な効果が期待できるスリランカのアーユルヴェーダをご紹介します♪
古代インドから伝わって独自に進化した伝統医療。それがスリランカのアーユルヴェーダなんです!
アーユルヴェーダは、5000年前の古代インドを発祥の地とし、仏教と一緒にスリランカに伝わりました。
スリランカでは土着の伝統医療と融合して、ハーブや薬草を使い、マッサージ・食事・ヨガや瞑想など様々な面からアプローチして健康維持を目指すようになりました。
サンスクリット語のアーユス(生命・寿命)とヴェーダ(科学・知識)の2つの単語からなり、「生命科学」という意味を持ちます。
人間が本来持つ生命力を引き出し、健康で幸せに生きるにはどうすればいいのか。そのための知識や知恵を5000年間も蓄積した伝統医療が、スリランカのアーユルヴェーダなんです。
▲アーユルヴェーダは、古来から伝わる伝統医療!
トリ・ドーシャで体の状態を読み取り、本来の生命力を引き出して治療を行う
「ドーシャ」は生命のエネルギーという意味で、体質ともいえます。
空と風の性質「ヴァータ」、水と火の性質「ピッタ」、土と水の性質「カパ」の3タイプに分かれ、ドーシャが乱れると体調が悪くなると言われています。
いくつかの要素が混ざる人もいるようですが、あなたはどれに当てはまりますか?
トリ・ドーシャ(3つの生命エネルギー)
◆ヴァータ(Vata 風)
痩せ型で、好奇心が強く、機敏で活発。眠りが浅い。早口でしゃべる、寒がり、眠りが浅い、心配性
◆ピッタ(Pitta 火)
中肉中背で、情熱的でチャレンジ精神が強い、よく汗をかく、適度な睡眠で活動的になれる、怒りっぽい
◆カパ(Kapha 水・土)
体格がよく、太りやすい、温厚で物静か、忍耐強い、寝つきが良く、深く長く眠る、のんびりや、持久力がある
まずはドクターの問診からスタート♪ありのまま答えてみよう!
▲アーユルヴェーダは、ドクターの問診から始まる
アーユルヴェーダの治療は、トリ・ドーシャ理論を学んだドクターの問診からスタートします。
処方が違っていると、治療内容が違うものとなってしまい効果が得られないので、専門的に体を治したい、体質改善を行いたいといった場合には、きちんとしたドクターの下で治療を行ってください。
問診は、ドクターの質問に答えたり、脈を計ったりして行われます。過去の出来事など、時にはちょっと突っ込んだ質問があるようですが、ドクターは心身を共に治療する目的で質問しています。
効果的な治療を願うなら、できるだけありのままを答えてみましょう。
トリートメントの種類は、どんなものがあるの?
▲スチーム・バス
アーユルヴェーダのトリートメント(施術)にはどんなものがあるのか、ちょっと気になりますね。ここではその一部をご紹介いたします。
◆アビヤンガ
オイルを肌にすりんこんでいく全身オイルマッサージです。身体と心に溜まった老廃物や毒素を取り除きます。
◆シロダーラ
額の一番敏感なチャクラに、20種類以上のハーブを注出して温めたオイルを垂らし続ける脳のマッサージです。老廃物を取り除く効果やリラックス効果があります。
◆ハーバル・バス
ハーブの根や葉を煮出したお風呂につかります。目的・効能に合わせて様々なハーブを使用します。蒸し風呂に入る、スチーム・バスもあります。
◆カティワスティ
腰や目などのパーツに小麦粉で作った土手を乗せ、温かいハーブオイルを注ぎ、約20分ほどおきます。幹部を芯から温め痛みを和らげます。
◆各種マッサージ
ヘッドマッサージ、ハンドマッサージ、フットマッサージなど、一か所に的を絞った各種のマッサージがあります。
▲施術やマッサージを行ってくれるスタッフたち
効果を実感するには、どのくらいの日数が必要なの?
アーユルヴェーダは人間が本来持つ生命力を引き出すものなので、たった一日で本当の効果は得られません。
観光の合間に1時間くらいで行うアーユルヴェーダにも価値はありますが、あくまで体験用のプログラムとお考えください。
本来アーユルヴェーダは、10日間くらいはかけて治療を行うもので、それだけかければ確実に効果を感じることができるでしょう。
ただ、実際には一週間くらいの滞在でも大きな効果が感じられるようです。
少なくとも数日間が必要なのは、毎日の過ごし方や食べ物にも秘密があるためです。
体の中から健康になれる!有機野菜を使って健康的なアーユルヴェーダの食事♪
▲アーユルヴェーダリゾートのビュッフェ
スリランカで本格的なアーユルヴェーダを受ける場合、大切な要素となるのが食事です。専門リゾートに滞在中は、ドクターからドーシャ(体質)にあったものを食べるように処方箋が渡されます。
例えばヴァータなら、消化がよくて体を温める野菜や、間食に甘いものをとるとよいそうです。
ピッタなら、体の熱を取る野菜を生で食べるのがよく、カパは苦味や渋み、辛みのあるものを火を通して食べるのがよいといった具合です。
▲アーユルヴェーダリゾートの食事。体質にあったものを選んで食べる!
アーユルヴェーダの専門リゾートでは、施設内で野菜の栽培まで行っているので、安全で飛びきり新鮮な食材を味わうことができます。実際に召し上がるとお分かりになりますが、滋味深くて本当においしいですよ。
ちなみに治療中(滞在中)はお酒とタバコはご法度です。
それで体質にあった自然な食事を食べるのですから、何日か滞在する間に、本当に体の中から健康になることができるんです♪
スマホを手放して朝からヨガ♪1日2回のトリートメントでリラックス♪アーユルヴェーダ中の過ごし方
▲自然の中に滞在してリラックスしよう
専門的なアーユルヴェーダ・リゾートに滞在した場合の、一日の過ごし方をご紹介します。
午前: 6:00 起床 ⇒6:30 ヨガ ⇒7:30 朝食 ⇒9:00ドクターの問診 ⇒9:30 午前のトリートメント ⇒11:00 休憩とランチ
午後: 14:40 午後のトリートメント ⇒16:00 散歩&読書 ⇒18:00 夕食 ⇒22:00 就寝
ヨガはアーユルヴェーダの一部として重要な役割を担い、瞑想や呼吸法を実践することで、治療の効果を上げることができます。
部屋にはテレビもWi-Fiもないのが普通で、空いた時間は読書などをして過ごします。また、特に体を動かさなくても、トリートメントを受けると体の力が抜けてだるくなり、夜はしっかり眠れるそうです。
実際、アーユルヴェーダリゾートに行くと、頭にタオルを巻いた女性たちが自然の中でのんびり過ごしている様子を見かけます。
また、午後にはトリートメントを入れずに半日観光に出かけ、アーユルヴェーダと観光を組み合わせた過ごし方もできます♪
▲滞在中の朝はヨガセッションからスタート!
スリランカでアーユルヴェーダを体験した方が実際に感じた、健康効果!
実際にスリランカでアーユルヴェーダを体験された方から様々なご感想をいただいていますので、少しだけご紹介します。
<お客様アンケートより抜粋>
初めてのアーユルヴェーダは大満足
「初めてのアーユルヴェーダ。娘も大満足で、また10日間くらい、来年もゆっくりした旅をしたいと申してます。娘はアトピー、私は子宮筋腫の改善を目的に参加しましたが、PCからも離れ、朝日と共に起き、風と波の音を聞いて過ごす非日常と、すばらしいセラピストやドクターのおかげで、随分症状も緩和されたように感じています。」
本当に素晴らしい技術でした
「ホテルで90分のトリートメントを受けました。オイルマッサージでしっかりとケアして下さり、体中の血液が元気よく流れる気がする程。翌日も一日中手足がポカポカ。日本で受けるマッサージとは全然違い、本当に素晴らしい技術でした。」
体の不調を改善したい方におすすめ
「本当にゆっくりしたい!体の不調を改善したい!頭と心を休めて癒されたい!そう思う方におすすめします。」
意識がうっすらとする感覚は不思議でした
「シロダーラの時、ドクターから人によっては苦しい過去を思い出したりすることがあると言われたのですが、大丈夫でした!現在と過去を行ったり来たりするような、意識がうっすらとする感覚は不思議でした。」
いかがでしょうか。スリランカのアーユルヴェーダで健康になれる理由を、お分かりいただけたでしょうか。
あなたもぜひ、スリランカのアーユルヴェーダで健康状態の改善を実感してみてください。
▲スリランカのアーユルヴェーダで、健康を手に入れよう!