【スリランカ旅行記47】全長1km!部屋以外のそぞろ歩きが楽しい、ヘリタンス・カンダラマ
とにかく横に長い!ヘリタンス・カンダラマ
ヘリタンス・カンダラマの全長は約1km。とにかく横に長いホテルです。後ろにある岩山と前にある湖の間につくられたためそうなったようですが、自然の地形を壊さず巧みに取り入れた快適空間を生んでいます。
その魅力は、実は客室以外のところに隠れています。
二階から出てみるとそこにもプールがあり、岩山の上に乗るようにホテルがあるのが分かります。ホテルは直線的でシックな色をしていますが、そのデザインは特に工夫を感じるものではありません。でもそれがなぜか自然と一体化しているように感じるんです。この感覚は、ぜひ訪れて感じていただければと思います。
廊下は広く、あちこちに椅子が置かれて寛げるようになっています。ホテルの中は常に涼しい風が吹き抜け、外を眺めて座っているだけでも本当に気持ちいい場所がたくさんあります。
これが生前バワが好んだといわれる、通称「バワ椅子」です。
ジェフリー・バワのホテルには、こうしたスポットが残されています。
さすがバワがお気に入りだった場所ですね。カンダラマ湖の向こうには、シギリヤロックとその横の三角山が見えました。
この景色は、部屋によって見えたり見えなかったりです。横に1kmもあるホテルなので当然ですが、ダンブッラウイングとシギリヤウイングではシギリヤウイングの方が景色が良いようです。
また、ヘリタンス・カンダラマは部屋のグレードが細かく分かれています。部屋の視察の際に詳しくご案内します。
これはホテルの中心近くにある、屋上とも中庭ともとれる場所です。天気の良い日は気持ちいいですね。
ふと横を見れば、リスがいて…
前を見れば再びシギリヤロックを目にすることができました。
木より高いものがないので、丘さえなければかなり離れてもシギリヤロックを見ることができるんです。
これはバワの友人だった彫刻家がつくったフクロウです。ヘリタンス・カンダラマのシンボルのようになっています。
その他にもところどころに椅子が置かれており、部屋以外のところで寛ぎやすくなっています。
ホテルの中を風が抜けていく感覚は、部屋よりこうした場所で感じられます。ヘリタンス・カンダラマに滞在する際は、部屋以外の場所でも時間を過ごしてみることをおすすめします。。
次回は部屋の様子をレポートします!