【スリランカ旅行記46】エントランスだけでも気持ちいい!一番人気のホテル、ヘリタンス・カンダラマ
ジェフリー・バワの最高傑作と言われるホテル、ヘリタンス・カンダラマ
ダンブッラにあるヘリタンス・カンダラマは、スリランカで一番人気と言っても過言ではないホテルです。建築家ジェフリー・バワの代表作として年々知名度と人気が上がっており、その名に恥じない快適なステイができます。
何と言っても特徴は自然との一体感で、カンダラマ湖と岩山に挟まれ、成長する緑に覆われていくようなつくりになっています。
ジェフリー・バワのホテルはいずれも訪れてみるとその心地よさを感じることができますが、このヘリタンス・カンダラマはホテルの入口だけで既にそれを感じることができました。
ヘリタンス・カンダラマへの道は舗装されていません。スリランカ特融の赤土の道を、緑のトンネルを抜けるように進んでいきます。
エントランスから見たカンダラマ湖です。スリランカの他の場所では蝉の声をあまり聞かなかったのですが、ここではよく鳴いていました。湖の上を渡る風が心地よく、日本で言うと軽井沢に来たという感じを受けます。
横を見ると、ロビーに入り込んだ岩が。この自然との一体感がバワの真骨頂ですが、奇をてらっているのではなくそれが本当に心地よく感じられるのが不思議です。天才建築家といわれる所以なのでしょうね。
ゴツゴツした岩と太い柱の横にフロントがあります。ジェフリー・バワのホテルは、自然との融合や調和を目指すという割に、結構直線をそのまま使っていたりします。でもそれが不思議と周囲の景観にマッチしています。
ただの椅子が気持ちいい!
個人的な感想ですが、鉄を曲げてつくられたこの何の変哲もない椅子が、座ってみるとすごく気持ちよかったのが印象的でした。曲線に体を預けるとスルスルと姿勢を変えられるのですが、その具合がとてもいいんですね。
ヘリタンス・カンダラマのインフィニティプールです。水面がカンダラマ湖とつながっていますね。
このホテルには3つのプールがあります。中央に2か所、端の方に1か所です。
木々の成長と共に次第に緑に埋もれる、というコンセプトがあるそうです。
もともとは他の場所に建設の予定だったのを、バワはわざわざヘリコプターで周囲を飛び、この立地を選んだそうです。
次回はさらに詳しくレポートしていきます。