【スリランカ旅行記27】ヘルガズフォリーはカオス?アート?キャンディの丘に建つ異世界のホテル
カオス?それともアート?ヘルガさんが作り上げた奇妙な世界
▲古都キャンディの丘の上にひっそりと建つ一風変わったホテル、ヘルガズフォリー。
薄暗いロビーや廊下と対照的な、極彩色に彩られた 部屋の数々は、何とも表現しづらい独特の世界観を持っています。
混沌と悪趣味の館か、はたまた前衛的なアートの聖地か。
ヘルガズフォリーをあなたがどう判断するかは、実際に訪れてみるまでわかりません。
言葉を尽くして語るより、ここでは写真を見ていただくのが一番です。
聞くところでは、サービスは親切で食事はとてもおいしいということですが、それはご自身でお確かめください。
ヘルガさんの世界をちょっとだけ覗いてみましょう。
これがヘルガさん家の家系図で、右下にいるのがヘルガさんです。
見れば美しい方ですが(写真は結構前のもののようです)、ホテルは外見からすでにかなりの異世界感 を醸し出しています。
ホテルの外壁に描かれた数々の絵は地元のアーティストに自由に描かせたものだと聞きました。
このホテルには基本的に統一感というものがなく、一歩踏み入れると様々な異世界を楽しむことができます。
これは何かといいますと、これでもかというほどロウが垂れまくった燭台です。
夜、こうした明かりのもとでいただくディナーは、きっと格別の味わいでしょう。
これはレストランです。
古びた木づくりのテーブルにオドロオドロしい燭台が乗っています。
でも食事はとてもおいしいとの評価があり、ちょっとそのギャップを体験してみたい気もします。
それではいよいよ、部屋を見に行ってみましょう。
原色が織りなすカオスの中に、ポップなアートが「顔」を出す
ご覧の通り、とにかく黄色い部屋です。
時々日本のものも散見され、ベッド手前の台には日本の人形が乗っています。
こちらは赤と青の部屋。
壁の上の方には穏やかな微笑をたたえた「顔」が。
この部屋でどう寛ぐか。それはあなた次第です。
ちょっと普通じゃないトイレで、右の黒い箱に空いている穴がトイレの便座です。
まあ何というか…。他ではなかなか見られない趣向ですねえ。
こちらは2階のレストランです。
雰囲気がいいのか悪いのかよく分からないのですが、あなたはどう思われますか?
これは、何趣味といえばいいのでしょう。
少女趣味?それとも悪趣味?
とにかく、滞在すればしばらく話のネタに事欠かないでしょうね。
何とも愛らしい窓際ですね。
色とりどりの謎の生物が飛び交う、他ではなかなか見かけない内装です。
ピンぼけで恐縮ですが、廊下は昼間でもこんな感じです。
夜はもっと雰囲気が出るのでしょうね。
赤い部屋の壁には、赤い花をくわえたかわいい女の子の「顔」が。
暗い廊下を通って夜部屋に入った 時に、こんな笑顔で迎えてもらえたら最高ですね。
(もうなんだかわからなくなってきました)
そんなヘルガズフォリーにはちゃんとプールもあります。
でもプールサイドに座っているモノがちょっと気になりますね。
うーむ。
エイリアン?
男前な妖精?
突っ込むのにやや疲れてしまいました..。
プールの横には真っ赤な「見ざる」「言わざる」「聞かざる」が。
異世界でまた日本のものに出会えましたが、異世界のものはやはり異世界のものでした。
いかがでしょうか。
やはりこのヘルガズフォリーの魅力を知るには、直接滞在していただくしかなさそうです。
あなたがどんな言葉でこのホテルを形容するか。
機会があればぜひお聞かせください!
(黒崎)