【スリランカ旅行記141】スリランカのドライブでやってみたい、カード休憩♪
▲長いドライブで、カード休憩はおすすめ!
こんにちは。ヨーグルトは好きなので、スリランカのカードも好きな黒崎です。
カード(Curd)というのは、水牛のミルクからつくられたヨーグルトで、普通のヨーグルトよりもややしっかりしています。
ただ、道路沿いの露店で出来立てのものを食べたら、ホテルで食べるものよりずっとおいしかったのでご紹介します。
ヤーラ~ゴール間にある、カードロード
ヤーラの視察を終えて、ゴールに向かった道は、真っすぐな田舎の一本道でした。
あたりには水牛の姿が多く、のどかな雰囲気で、交通量が少ないのでスイスイ進めます。
ある地点に差し掛かると、道沿いによく露店を見るようになり、どの店も茶色い素焼きの器をたくさん積み上げていました。
▲素焼きの器でつくられるカード
聞けば、水牛の多いこのあたりはカードづくりが盛んなため、道沿いにも店がたくさんあるとのことでした。
ロングドライブの休憩にもちょうどいいので、手頃な店を選んで車を停めてもらい、カード休憩をしました。
素焼きの器でつくったカードはおいしい!
カードの作り方は、ミルクを数十分沸かして詰めて、タネ(前につくったカードの残り)を入れて素焼きの器に入れ、半日ほど置いておくのだそうです。
加熱して詰めてからつくるせいか、普通のヨーグルトよりしっかりしていますが、出来立てのものはやわらかくておいしかった!
▲素焼きの器でつくられたカード
▲取り分けるところ
▲ヤシの蜜をかけたカード
キトゥルハニー(ヤシの蜜)をたっぷりかけて食べるのがスリランカ流です。
素焼きの器は、日中でも熱くなり過ぎないためカードづくりにちょうどいいそうで、一度使ったものは水分が入ってしまうためもう使わないそうです。
▲カード。縁の固まったところがおいしい
そう考えるとぜいたくな食べ物ですが、値段はそう高くありません。
今回立ち寄った路上のカード売りは、5人くらいでシェアできる大きなものに、ヤシの蜜をかけてもらって300ルピー(約270円)でした。
雰囲気ものんびりしていて、休憩にはもってこいです。
▲自転車で手紙を配る、配達員
ただ、この店で一番癒されたのは、3歳だという男の子の笑顔です。
▲3歳の男の子
大きくてきれいな目が印象的な、とってもかわいい子でした。
スリランカの道沿いでは、よくフルーツが売られていて、ガイドがいるとよく買ってくれるので、それを召し上がった方は多いと思います。
カードの場合はエリアが限られますが、出来立てのものはおいしいので、もし素焼きの器を見かけたらトライしてみるのがおすすめです。