【スリランカ旅行記140】ちょっとスリルのある、ジェットウイング・ヤーラのテントヴィラ
▲電動カートでテントヴィラへ
こんにちは。子供の頃はボーイスカウトに所属していて、よくテントで寝ていた黒崎です。
当時のボーイスカウトには変な訓練(?)があり、テントを張って寝ていると、先輩スカウトにテントを倒されることがありました。
驚いてテントから這い出すと、「テントの張り方が悪い」と怒られて、眠い目をこすりながら設営したものです。
スリランカの視察にはまるで関係ないようですが、実はそうでもないんです。
視察時は未完成でしたが、ジェットウイング・ヤーラにはテントタイプのヴィラがあります。
すぐ近くですがホテルの敷地の外にあるので、スタッフが電動カーで連れて行ってくれました。
▲テントヴィラと電動カー
ちなみに、テントタイプとはいっても完全にテントなわけではなく、屋根も壁もあって一部がテントになっています。
フロントから電動カーに乗って、ほんの2~3分で着きました。
ただ、未完成なのでテントヴィラ自体は外見を見ただけです。
代わりにまわりの様子を見ていたら、少し発見がありました。
▲テントタイプのヴィラ
ホテルの敷地を一歩出ると、緑が少なく赤茶けた未舗装の道が伸びていて、このあたりはかなり乾燥した地域のようです。
でも、背は低いながらも植物はあり、ちゃんと木の実をつけていたりするので、動物たちはそうしたものを食べています。
ホテルのまわりには一応鉄線が張られていて、電流を流して象よけにするのだと説明がありましたが、この程度であの大きな動物をどうにかできるとはちょっと思えません。
▲赤茶けた道
事実、ヴィラのまわりを見ると、木の下に何か大きな動物のものと思われるフンが落ちていました。
昨夜レストランのテラス席で見かけたバッファローか、あるいは象のものだと思われます。
▲動物のフンが落ちている
木は実をつけていて、ヴィラのすぐ近くにあります。
▲実のなる木
▲動物が食べる木
ということは、ヴィラの真横を大型動物が通っているということになります。
(あるいはこれから電気を通すのかもしれませんが、今のところ電線は意味ないようです)
テントヴィラに泊まれば、大型動物がすぐ横を歩いていく可能性があるので、ちょっとしたスリルを味わえるかもしれません。
子供の頃の私のように、テントごと倒されることはないと思いますので、もし象やバッファローを間近で観られたら、きっとそれはラッキーでしょう。
スリランカは本当に自然が豊かな国なので、動物と人間の近さに驚かされます。
さて、ヤーラの視察を終えて、今日は海岸線沿いにゴール方面へ進みます。
▲このデッキチェアーで昼寝をするのは、少し覚悟がいるかもしれない