【スリランカ旅行記96】象の孤児院なのに、ちっとも象がいない時間。。
▲象の孤児院
10時前に到着すべき理由
ネゴンボから象の孤児院に行く場合は、朝の出発が早くなります。
行程もそのように組みますし、ガイドさんも早く出発しようと促します。
よく聞く説明は、子象にミルクをあげる時間に間に合うようにする、というものなのですが、今回少し遅めに着いてみてよく分かりました。
象の孤児院なのに、象がいない
前回訪れた時は確か9時過ぎには着いたので、丘の上で草を食べる象を見てから、川に移動して水浴びを見ました。
今回はホテルを出たのがやや遅く、途中の道でフルーツを食べたりして寄り道をしていたので、象の孤児院に着いたらちょうど象が水浴びに来るところでした。
そのまま象の後をついて行き、水浴びを見てから施設に戻ったところ、丘の上に上がっても象が全然いませんでした。
▲ガランとして象がいない
前に来た時は象たちがたくさんいて、ジャックフルーツの葉を食べたりしてにぎやかだったのですが、ガランとして寂しい限りです。
いったん水浴びに出ると象は2時間戻らず、それが日に2度あり、施設は18時には閉まるので、うまくタイミングを合わせないと、施設にいる象を見ることができないわけです。
▲象のスケジュール
10時になると象は水浴びに出かけて、2時間戻りません。午後も2時に出かけて4時まで戻らず、夕方5時半にはチケットカウンターが閉まります。
行く時間を間違えると、高原のような場所に象がたくさんいる光景を見られませんので、やはり朝一で行くのが良いようです。
下の方にはいる
象の孤児院は、丘の上の開けた場所と、入ってすぐの柵に囲われた場所があります。
下の方でミルクやりが行われ、ここには水浴びの時間になっても象がいます。
▲下の方には象がいる
今回は、大きな象がクジャクヤシの丸太を運んで、足で蹴り割って中味を食べていました。
近くに積んであったので触ってみましたが、この丸太は人の力ではビクともしないほど重いものです。
それを、鼻をつかって2~3本一度に運んでしまいます。
体の大きさもさることながら、そのパワーを目の当たりにして驚きました。
▲丸太を運ぶ象
▲ヤシの中味を食べる象
トイレについて
オマケの情報ですが、象の孤児院にはいくつかトイレがあります。
入場してすぐの場所にもありますが、斜面の途中には、ドライタイプとウェットタイプのトイレがあります。
男性はあまり意識することがないのですが、スリランカでは用を足した後、シャワーなどで水を流して清める習慣があるため、トイレの中が水浸しになっていることが結構あります。
ドライタイプのトイレはそのシャワーがないため、水浸しになっておらず快適に使えます。
▲ドライトイレ
実際に見てみましたが、とてもきれいでした。
もしスリランカで2つのタイプのトイレを見たら、迷わずドライタイプを選ぶのがいいと思います。
▲こちらはウェットトイレ
同じ場所でも、2回来るといろいろ発見があるものです。
さて、次回は古都キャンディに向かいます。