【スリランカ旅行記94】象の孤児院で、象にフルーツをあげてみよう!
▲象の水浴び
サイレンの音とともに、象が大行進!
朝8時前にネゴンボのホテルを出発して、2時間半ほどでピンナラワ象の孤児院に到着しました。
途中で少しフルーツを買って寄り道しましたが、やはりこれくらいの時間は見ておくべきかと思います。
ちょうど象たちが水浴びに出てくるところで、先頭を歩く男性がサイレンを鳴らします。
普通に車も通る道ですし、まわりにも人がいるため、、象が通ることを知らせるためです。
▲サイレンを鳴らす男性
▲象使いたち
次に槍を持った象使い、そして数十頭の象が歩いてきました。
象使いたちは、皆このオレンジっぽい色のシャツを着ています。
写真の道路の向こうに象の孤児院の敷地があり、手前に土産物屋などが並び、その先に大きな川があって象が水浴びをします。
前回はもっと早く着いたので、敷地内を見てから川に向かいましたが、今回はまず川に向かいます。
▲象は間近で見ると大きい!
訪れるのは二度目ですが、象の孤児院はやっぱり面白いです。
間近に見る象の大行進は迫力があるので、多くの人が童心に帰って楽しめると思います。
▲数十頭の象が一気に通る
あれよあれよという間に、象の大行進が始まります。
象にしてみればゆっくり歩いているのでしょうけれど、体が大きいので近づいてくると結構勢いがあります。
その気になれば、40kmほどで走れるそうです。すごいですね。
▲水浴びの時間が書かれた案内板
象にフルーツをあげてみました
象の後を追って土産物の並ぶ通りを抜けていくと、急に視界が開けてきます。
かなり川幅の大きい川で、かつ水深が浅いため、象たちが水浴びをするのに最適なようです。
この光景を見ると、象の楽園という印象を受けます。
▲象の水浴び
1日に2回水浴びの時間があって、観光客の見守る中、象たちはどんどん川に入っていきます。
暑いスリランカでは象たちもこの時間を楽しみにしているようで、何だかうれしそうに見えます。
水浴びを見ていると、ビニール袋に入ったフルーツを売る男たちがいて、買って象にあげることができます。
その際はフルーツ代で200ルピー、象使いに100ルピーのチップと、300ルピーほどかかりますが、孤児院の中であげるより安くあげることができます。
▲フルーツを売る男性
象使いは象使いで、観光客に「象のフルーツをあげてみないか?」と誘います。
彼らの小遣い稼ぎなのでしょう。
▲象使いと象
また、途中の路上でフルーツを買ってくるか、ホテルの部屋にバナナかリンゴでもあれば、持ってくると象にあげることができます。
その場合も象使いへのチップは必要ですが、道端で買う方がフルーツは安いので、自分で食べた残りをあげるのがいいと思います(ビュッフェからもってくるのはちょっとマナー違反なので、なるべくやめましょう)。
象は鼻をぐーっと伸ばし、器用にフルーツをつかんで持っていきます。
思った以上に鼻が伸びるのでちょっとビックリしますが、象使いが象を制してくれるので、あまり怖がる必要はありません。
私の場合は、フルーツ売りからフルーツを買ったら黄色いビニールに入っていたため、象がバナナと勘違いして鼻を伸ばしてきて少々焦りました。
▲象のエサやり
▲鼻がよく伸びる!
面白い写真が撮れるので、同行の方がいれば、エサをあげる際は写真を撮ってもらうのがおすすめです。
よく見ていると、象は時々象使いにヤリで突っつかれたりしており、やわらかい鼻を狙われて悲鳴を上げるところを見るとかわいそうなのですが、一方で川の中に横たわって体を洗ってもらう象もいて、全体にはのんびり平和な雰囲気が流れています。
象の孤児院は、二度行ってみても楽しかったので、生き物が嫌いでなければ寄ってみることをおすすめします。
▲体を洗ってもらう象