【スリランカ旅行記90】 地獄から天国!ビジネスクラスでデリーからコロンボへ
第二次、スリランカ視察へ出発!
▲デリーからコロンボへのスリランカ航空
いい旅代表の黒崎です。2012年に私が視察して以来、他の社員は何度かスリランカを訪れていますが、私は今回が二回目です。
せっかく私が行くので、普段のツアーや視察では見切れないところも見てこようと思います。
飛行機に乗れない!?
今回は先に南インドの視察をして、そのままデリーからコロンボへ飛ぶ行程です。
デリー空港へ行くと「満席だから乗れないかも」と言われて肝を冷やしましたが、カウンターでギリギリまで粘って何とかチェックインできました。
どうやら最終的に2席だけ空きが出たそうです。
危なかったです。デリーからコロンボは、他の航空会社を入れてもこの一便しかないので、乗れなかったら翌日になるところでした。
急いではいても手続きは必要です。厳重なデリーのセキュリティチェックを終え、ちゃんとタグにスタンプが押されたことを確認して進みます。
インドの空港でセキュリティチェックを受けると、荷物につけるタグにスタンプが押されます。これは全て手続きを終えて搭乗する前に銃を持った兵士に見せたりするので、かなり重要なものです。
スリランカ航空の青いタグは、スタンプが押されていないように見えて聞いてみたのですが、よーく見ると押してありました。
▲スリランカ航空のタグ(よく見るとスタンプが押されている)
デリーの空港はやたらに広いので、急いで搭乗口に向かいます。動く歩道を早歩きしてどんどん進み、どうやら搭乗に間に合うことができました。
▲スリランカ航空のビジネスクラス(デリー―コロンボ間)
地獄から天国
いざ乗ってみればビジネスクラスなので、まさに地獄から天国です。
待遇が悪いのかいいのか分かりませんが、2席残った席がビジネスクラスだったので、運は良かったようです。
▲ナッツとシャンパン
座席数は12席、2席ずつの並びでゆとりがあり、3~4時間のフライトとはいえビジネスクラスなので、機内食も複数のメニューから選べて、お酒もいろいろともらえます。
とりあえず、乗ってすぐにナッツと白ワインをもらい、飛んですぐ出た機内食をいただきました。
▲スリランカ航空の機内食
インドの名残は、にぎやかな隣人
インドを離れてスリランカへ向かっているのですが、隣に座ったのはインド人でした。
いきなり裸足になって足を揉んでいた彼に頼まれたので席を交代したら、何かと気をつかってくれて、機内でもらったナッツを私に分けてくれたり、機内中央のスペースに荷物を置かせてくれたり、私のカメラで写真を撮ってくれたりしました。
彼はずっとウイスキーを飲んでいて、知り合いがエコノミーにいるようで、しきりに席を立ちます。
私の席が通路側だったのでさすがに悪いと思ったのか、単に通るのが面倒だったのかはわかりませんが、とにかくそれで席を変えてくれないかと聞いてきたわけです。
とにかく落ち着きがないのですが憎めない男で、典型的なインド人といえます。
ただ、氷ではなく冷たい水をよこせと盛んに求め、機内食の時間をずらしてもらい(後でしっかりもらう)、危ないからダメだ言われても着陸ギリギリまで酒を求めていたので、アテンダントにとっては面倒な客だったようです。
▲隣のインド人が撮ってくれた写真
コロンボに到着!
フライト時間は3時間50分と言っていましたが、3時間ちょっとでコロンボに到着しました。
コロンボの上空に来てもスリランカの夜は暗く、街の灯りらしきものがあまり見えません。
一瞬、「大丈夫かスリランカ?」と思いましたが、その分自然が多くて緑が豊富なわけです。
機が着陸しても隣のインド人はまだお酒を飲んでいたので、別れを告げて私は降りました。
さあ、いよいよ第二次スリランカ視察の開始です。