【スリランカ旅行記84】5つ星ホテルのシェフに学ぶ、スリランカカレーの作り方

ジェットウイング・ライトハウスホテル

▲ゴールのジェットウイング・ライトハウスホテル

ホテルに戻って、スリランカカレーづくり

ゴールの市場で買い出しを済ませたら、ライトハウスホテルに戻ってカレーレッスンの始まりです。

きれいに花を飾られた車が停まっていますね。今日は結婚式があるようです。

カレーレッスンで使うスパイス類

▲カレーレッスンで使う、数々のスパイス類

キッチンには、既にズラリとスパイスが並んでいました。

もともと見慣れない上に、多すぎてまるで種類が分かりません。ひとつずつシェフに聞くとします。

カレーレッスンの材料

▲ズラリとならんだカレーの食材

ちょっとピンボケで恐縮ですが、いろいろな材料を集めてくれたようです。

どんなカレーをつくってくれるのでしょうか。楽しみです。。

シェフの助手らしき人が現れ、二人で材料を洗い始めました。

さあいよいよ調理が始まります。

カレーレッスンがスタート!

バナナの花を刻む

▲バナナの花を刻んでいく

早速仕込みが始まりました。当然ながらシェフは、手慣れた手つきでどんどん材料を切り分けていきます。

これはバナナの花を刻んでいるところです。

大きなミョウガのようにも見えますね。これもカレーになります。

日本と異なり、スリランカのカレーはひとつの料理に一種類の具材を使うことがほとんどです。

想像以上にいろいろな野菜を使い、味付けもそれぞれ少し違っているので楽しいです。

向かいの部屋では、スリランカの結婚式

スリランカの結婚式

▲スリランカの結婚式の様子

ガイドさんが呼ぶので見てみると、向かいの部屋では結婚式をやっていました。

シェフも見てこいというのでのぞいてみると、幸せそうなカップルが皆に祝福されていました。

幸せそうなカップル

▲祝福され、幸せそうなカップル

日本でもジューンブライダルといいますが、スリランカでも6月は結婚式が多いそうです。

幸せそうなお二人ですねえ。

シェフはガンガン仕込み中

シェフによる仕込み

▲ヘチマの皮むき

少しだけ結婚式を見て戻ると、その間もシェフはどんどん仕込みを進めていました。

特に急ぐでもないのですが、カレーづくりは手際よく進んでいきます。

パンの実の仕込み

▲パンの実の皮をむいているところ

パンの実を食べるのは初めてですが、まさかカレーとして食べるとは思っていませんでした。

少し固めのイモのように見えます。

切り分けられたカレーの材料たち

▲手際よく切り分けられた材料

次第に材料がそろってきました。

ここまでで10分くらいしかかかっていません。

スパイスと調味料をまびしたマグロの身▲スパイスや調味料をまぶされたマグロ

先ほど仕入れてきたマグロの身は、スパイスと調味料でマリネされて出番を待ちます。

マグロをバナナの皮で包んで火を入れる

▲バナナの皮で包んだマグロに火を入れる

マグロをバナナの皮で包んで火にかけます。

弱火でコトコト煮るのではなく、結構大きな火にかけてどんどん火を通していきます。

様子を見てスパイスを足していくのですが、作り方はかなりスピーディーで、いくつもの鍋を火にかけて同時進行です。さすがプロ!

▲海老のカレー

海老は市場では売っていなかったので、ホテルの冷蔵庫から出してくれたようです。

汁気が詰まって、どんどんおいしそうになってきました。

次々にカレーをつくるシェフ

▲カレーの調理を進めるシェフ

シェフは作業を進めながら、スリランカカレーの作り方を親切に教えてくれました。

スパイスの使い方を間近で見せてもらえるのは貴重な体験です。材料を次々に切り分け、スバイスを巧みに使って、30分ほどで5、6品を作ってしまいました。

油は最低限しか使わず、使う場合はココナッツオイルです。

水ではなく薄いココナッツミルクで材料を煮て、仕上げに濃いココナッツミルクを足して少し煮たら完成です。

さあ次回はいよいよ実食です。いろいろなスリランカカレーをいただきますよー。