象の孤児院は見ごたえ充分!【スリランカ視察記25 象の孤児院】

ほほえましい 象の親子

象の親子がいても、象の孤児院

ネゴンボから象の孤児院までは2時間半ほど

ピンナラワ 象の孤児院

 

今回はドライバーの卓越した運転技術によりネゴンボから2時間ほどで到着しましたが、通常ピンナラワまでは2時間半ほど見ておく必要があります(急ぐとそれだけ怖い思いをします)。

ピンナラワ 象の孤児院

ピンナラワ 象の孤児院我々外国人の入場料は大人2000ルピー(約1600円)で子供は半額、現地の人はその4分の1です(インドもそうですが、スリランカでもハッキリ外国人料金と表示されています)。

ミルクの時間は限られているのですが、施設に入るとまだ子象にミルクをあげていて少し見ることができました。

ミルクを飲む小象

馬小屋や牛舎のような場所では多少匂いが鼻につきますが、その後は高原のような気持ちのよい場所に向かいます。

ピンナラワ 象の孤児院

外国人料金はスリランカ人の4倍!ビデオ撮影などを本格的に行う場合は別途費用がかかる

 

アジアゾウとアフリカゾウでは爪の数や耳の大きさなどが異なり、体の大きさも大分違う(アフリカゾウの方が大きい)そうですが、とてつもなく大きなゾウもいて驚きました(次回ご紹介します)。

なかには地雷で足を吹き飛ばされたゾウもおり、気づかずに写真を撮ろうとしたら「こいつはやめてくれ」と言われました。このあたりのスリランカ人の感覚はとても優しいですね。

象の孤児院に広がる高原
丘を登って開けた場所に行くとゾウ達がたくさんいます。この施設には迷子の象や傷ついた象など100頭ほどがいるそうです。

彼らと観光客との間には柵も何もありませんが、象使いが長い棒を持って立っており、時々近づきすぎた観光客を遠ざけています。

長い棒を持った 象の孤児院のスタッフ

 

見ごたえのある、象たちの食事

トラックが到着してジャックフルーツの葉を投げ下ろすと、象達が集まって壮観でした。

丘の向こうにはジャングルが広がる

 

鼻(正しくは上クチビル)を器用に使って、虫を払い落としてから食べます。

虫を払い落して葉を口に運ぶ

 

 

食事に来た 象の親子

仲睦まじい、象の親子

思ったよりずっと規模の大きい場所で、時折象が声をあげたり走ったりする、雄大な情景を楽しむことができました。

象との間には柵も何もない

丘の向こうは遠くまで開けており、その中に象の鳴き声が響くため、象のジュラシックパークという印象を受けました。

孤児院のはずなのに象の親子がいるのは不思議ですが、彼らがのびのびと幸せそうにしているので見ていて気持ちが良かったです。

 

この後、象たちの大行進を見ることができましたので、またご紹介します。

象の孤児院にはいろいろな象がいる!