南アフリカの北ケープ州にあるナマクワランドで、オレンジ色の絨毯を歩いてみませんか。
1年のごく限られた時期のみ一面に広がるオレンジデイジーは大地に広げられたオレンジ色の絨毯のようで、世界最大のお花畑と言われる、ここでしか見られない絶景を生み出します。
▲まさにオレンジ色の絨毯!
ナマクワランドってどんなところ?
ナマクワランドは、南アフリカの北ケープ州にある、樹木の少ない複雑な地形をした丘です。
乾燥したこの地域にはごく限られた時期にしか雨が降らず、その恵みの雨を頼りにオレンジ・ブルー・黄・白など色とりどりの花々が一斉に咲き誇ります。
また、ナマクワランドには約3000種もの植物が生息されているとされ、そのうち約1000種はここでしか見られない固有種とされています。
▲様々な花が咲き乱れる
ナマクワランドへの行き方
南アフリカ北東部のヨハネスブルクから、国内線でアピントンまで1時間移動し、その後西に向かって車で5~6時間走るとスプリングボックに到着します。
ここスプリングボックがナマクワランドの中心地で、他にはケープタウンから北上する方法もあります。
▲多くの動植物が息づく
お花畑を楽しむには
ナマクワランドにこのお花畑が現れるのは、8月中旬から9月初旬と、ごく限られた時期に限定されます。
タイミング良く訪れれば、ナマクワ国立公園には、一面のオレンジデイジーが広がっていることでしょう。
お花畑のハイキングルートは、ゆっくり歩いて所要約2時間です。オレンジデイジーの他にも、イエローデイジー、紫デイジーやイエローカタバミなどたくさんのお花が咲き誇っており、花の色・香り・空気ともに素晴らしい雰囲気を味わっていただけます。
▲オレンジ色の絨毯を歩こう!
道路の両側にも綺麗な野花が咲いており、車を降りて花々を見ながら味わうお弁当は一味違う気がします。
年に一度だけナマクワランドに現れる、世界最大のお花畑を訪れてみませんか。