【タイ】古都アユタヤで、たくさんの歴史的な遺跡と王宮を見てきました!

先日はバンコクをご紹介しましたが、タイに行くなら首都タイ以外にも訪れるべき場所がたくさんあります。今回はその中から、古都アユタヤを紹介します。

アユタヤはこんな場所

アユタヤは、アユタヤ王朝の都として約400年間栄えた場所で、歴史的な建築物が多く、1991年に世界遺産に登録されています。

かつては日本人街もあったため、日本人としても馴染み深い場所で、最盛期には2000~3000人以上の日本人が暮らしたとされています。

ワット・プラ・シーサンペット

ワットプラシーサンペット

▲ワット・プラ・シーサンペット

ワット・プラ・シーサンペットは、アユタヤ王朝内で最も重要な寺院で、バンコクでいうワット・プラケオ(エメラルド寺院)のような存在です。

こちらの寺院では三つの仏塔が有名で、当時の王様とその子供らの遺骨が納められていたと言われています。

仏塔の高さが右から順に低くなっている点にご注目ください。写真だと、単に奥の仏塔が遠くにあるだけに見えるかもしれませんが、離れて見た時に美しく見えるように計算されたもので、実際に見ると高さが見事に斜線を描いているのが分ります。

ワット・マハタート

アユタヤの遺跡物は、輝かしい栄華を伝えると同時に、隣国ビルマから度重なる攻撃を受けてきた歴史を物語っています。

ワッハ・マハタートのシンボルである、木の根に埋まった仏像の頭もその一つです。

寺院の多くは破壊され、仏像の頭部は持ち去されましたが、たまたまこの地に残された仏像の頭が木の成長に取りこまれたものです。

ちなみにこちらの仏像と写真を撮影する際は、仏像の高さを超えないように、かがんで写真を撮るのが礼儀だそうです。

ワットマハタート

▲木の根に取りこまれた仏像の頭部

ワットマハタートにて

▲写真はかがんで撮るのが礼儀

ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

こちらの寺院では、アユタヤの中でも一際高い仏塔を見ることができます。

ワットヤイチャイモンコン

▲ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

下から見上げるだけでなく、長い階段を登って、上から寺院を見下ろすことも可能です。

ワットヤイチャイモンコン

▲ワット・ヤイ・チャイ・モンコンの上から

正面から眺めるのも良いですが、後ろから眺めても壮大な姿を楽しめます。個人的には、こちら側の方が観光客も少なく、ゆっくり眺めることができるので好印象でした。

ワットヤイチャイモンコン

▲裏側から見たワット・ヤイ・チャイ・モンコン

また、この寺院には涅槃像があり、この像は、足の裏に金箔ではなくコインが貼り付けられているのが特徴です。

ワットヤイチャイモンコン

▲涅槃像

涅槃像の足の裏

▲涅槃像の足の裏(コインが貼りつけられている)

このコインは参拝者が貼り付けているもので、もし貼り付けることができたら願いごとが叶うと言われています。私は見事貼る事ができました!

バン・パイン宮殿

最後にご紹介するのは、こちらのバン・パイン宮殿です。

こちらは今までの遺跡と異なり、王族の別荘として使われた場所で、様々な異国情緒が溢れる雰囲気となっています。

まず目を引くのは、プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアトと呼ばれる、水上に建つコテージのようなものです。水面に映える黄金の屋根が美しかったです。

プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアト

▲プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアト

さらに進むと中国王朝のような建造物が見え、こちらは内部見学が可能になっていります。

プラ・ティナン・ウィハット・チャムルンと呼ばれるその建物は非常に細やかな造りで、赤と金が華やかな雰囲気を醸し出していました。

バンパイン宮殿

▲プラ・ティナン・ウィハット・チャムルンは中華風

また、壁や天井だけでなく、床に敷き詰められたタイルにも一つ一つ手書きで模様が描かれていて、思わず感嘆の声が出ました。

バンパイン宮殿の床

▲手書きの模様が描かれたタイル

さらに中国風の建造物だけでなく、ルネッサンス風のものも見られました。

バンパイン宮殿

▲洋風の、プラ・ティナン・ワロパット・ピマン

プラ・ティナン・ワロパット・ピマンという建物で、外見も然ることながら内部も西欧風で、一瞬ヨーロッパにいるかのような感覚になります。

見学時の服装について

タイの観光地は基本的に服装に厳しく、こちらの建物では、女性は必ずスカートという規定がありました。ただ、無料でサロンが貸し出されているので安心です。ぜひ見学してみて下さい。

古都アユタヤはいかがでしたでしょうか。個人的には旅行前からバンコクより楽しみにしていましたが、予想以上に楽しめました。

古い遺跡物も楽しめ異国感も体感できる古都アユタヤにはバンコクやバスに乗って2時間程で訪れることが可能です。

タイを旅行する際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました