10月に皆様を「ラスト・シャングリラ(最後の理想郷/稲城・亜丁)」と呼ばれる地域へお連れし、稜線がきれいな高山の山々を中心にご案内しました。
お陰様で素晴らしい好天に恵まれて、青い空と雪山のコントラストを非常にきれいに見ることができましたので、少しだけご紹介してみます。
いきなりミニヤコンガ!
まずは成田空港から中国四川省の成都へ直行便でひとっ飛び(約5時間)。
翌日の国内線でたったの約30分で康定空港(4,280m)です。
すると康定空港から、いきなり四川省最高峰である「ミニヤコンガ(7,556m)」の雄姿が見えました。
▲ミニヤコンガ(7,556m)
早速、バスを停めて写真を撮りましたが、高所ではとにかく高度順応が重要です。
康定空港は標高4,280mの位置にあって、そのまま旅を続けると高山病になる可能性が高いため、一旦高度を下げて、標高2,600mの雅江で宿泊しました。
この高度なら富士山の五合目と大差ないので安心です。ゆっくりお休みいただきました。
途中の峠では、晩に雪が降ったようで、朝はかなり冷え込んでいました。
青空をバックにそびえる高峰!
数々の絶景の中から、特に印象的だったものをご紹介します。
▲冬景色の山道を進んで行くと…
▲白い山々が現れました
▲緑の森と白い山、雲ひとつない青空が素晴らしい!
▲ヤンマイヨン(5,958m)
▲こちらもヤンマイヨン。ピラミッドのように切り立った山頂
その他
山以外のものも少しだけご紹介します。
▲こちらは秋の花の代表リンドウです。高山植物も日の光を受けて色鮮やかです
▲市場で買った松茸(安価!)
この時期の松茸は虫に喰われていないため(夏場は虫に喰われやすい)質がよいそうです。
市場で買って行ったものを、レストランでスープにしてもらいました。
ご覧になって、いかがでしたか。
ところどころで木々の葉も色づき、本当にコンディションのよいツアーとなりました。
中国というと敬遠される方もいますが、成田からたった5時間のフライトで内陸の四川省にアクセスできて、こんな絶景を見られたら最高ですね。
食事も中華なら抵抗がないし、高地順応さえ気をつければ、ゆとりを持って様々な発見をすることができます。
皆様もいい旅の添乗員と、何かを発見する旅に出てみませんか?