2016年4月20日から28日まで、インドのサファリ旅に行って参りました。
今回の目的は、ジープサファリを行って野生のベンガルタイガーを見ることです。
20世紀の初めにはインドに4万頭いたというベンガルタイガーですが、その後個体数が激減してしまい、長く保護活動が行われていますが、現在の頭数は2000頭未満と言われているそうです。
インド2大国立公園でサファリ!
カーナ国立公園はインド最大の国立公園で、ジャングルや竹林、草原地帯、岩が露出した丘陵地など地形が変化に富み、野生動物の宝庫となっています。
バンダウガル国立公園は、世界一トラの生息密度が高く、野生のトラを見られる確率が最も高いと言われる場所です。
カーナ国立公園とバンダウガル国立公園、インドの2大国立公園では、タイガー以外にも様々な動物が見られましたのでご紹介してみます。
さあ、レンジャーと一緒にジープに乗り込み、サファリに出発です!
まず出会ったのはシカです。国立公園に指定されてはいますが、ここで暮らすのは野生動物です。
ベンガルタイガーの獲物となる動物がいなければ成り立ちません。
▲シカ
水飲み場にはたくさんのシカがいました。こうした動物を、タイガーがどこからか狙っているのかもしれません。
▲水飲み場のシカ
象がいて、こちらは砂浴びをしていました。
強い日差しから肌を守ったり、虫を取り除くために砂を浴びるようです。
▲象の砂浴び
この他にもたくさんの動物がいました。
こちらはバイソン。立派な体格です。
▲バイソン
ハゲワシやジャッカルもいました。
タイガーが仕留めた獲物のおこぼれにあずかったりするのでしょうか。
▲ハゲワシ
▲ジャッカル
さて、役者が揃ってきたので、そろそろ主役のベンガルタイガーにご登場願いたいところです。
ついにベンガルタイガーに遭遇!
この足あとはベンガルタイガーのもので、サファリ初日はタイガーを見つけられず、足あとだけ見ることができました。
今日見られなかったのは残念ですが、明日のサファリに向けて期待が高まります。
▲タイガーの足あと
二日目のサファリで、茂みの中にベンガルタイガーを見つけました!
▲茂みの中のベンガルタイガー
こちらを向いてはくれませんでしたが、ようやく姿を見ることができて感激!
▲ベンガルタイガー
違うポイントでは、複数のタイガーが一緒に水を飲む様子が見られました。
体の縞模様が重なってパッと見では分かりませんが、4頭います。
▲水を飲むベンガルタイガー
そして、ついにこちらを向いてくれました!
このトラたちは若いトラだそうですが、やはり迫力があります。
▲タイガーと目が合った!
でも目をつむると、急にネコっぽくなってかわいいんです。
やはりネコ科の動物なのだなと、妙に納得してしまいました。
▲目をつむったところ
いかがでしたか?
「インドでサファリ」という意外に思われるかもしれませんが、他にも様々な動物を見ることができました。
添乗員として旅していても、実際に行ってみないと分からないことが本当に多いと毎回感じます。
皆様もいい旅の添乗員と、何かを発見する旅に出てみませんか?