【インド旅行記63】グジャラートの旅♪いざ、ドラヴィーラ遺跡へ!
こんにちは。いい旅インドです。今回は、紀元前3,000年以上前のインダス文明「ドラヴィーラ遺跡 」をご紹介します。ブジから車でトイレ休憩などしながらドラヴィーラ遺跡へ向かいました~!途中、一面に塩が広がる大平原「塩湖」で写真ストップ♪
▲両側に見える白い部分が塩の大平原です。
雨期になると平原に水が溜まり、塩湖になるそうですよ。そこれがここ「カッチ湿原」と呼ばれる由縁なのだそう。行った時期は乾燥していて、どこが湿原なの??と、思ってしまいましたが・・・。
▲乾燥しているけれど湿原です。
写真ストップも終えて、いざ、ドラヴィーラ遺跡があるガディール島へ!!ブジを出発してからと4時間
半。やっとドラヴィーラ遺跡に到着です!長かったぁ~。ドラヴィーラ遺跡は、旅行記60で紹介した「ロータル遺跡」よりも更に古く、紀元前3,000年以上前の遺跡です。街を囲むように、西と南に大規模な貯水地が掘られ、その当時は多くの人々が暮らしていたことが想像されます。昔はインダス川の支流かドラヴィーラの方まで流れていたと言われています。今は、度重なる地震の隆起で、その影さえも見ることができないのが残念です・・。それにしても紀元前3,000年頃、つまり今から5,000年には既にこのような集水溝が計画的に造られていたというのは驚きですね。
▲遺跡の入り口を逆から撮影しました。(富裕層の人々が住んでいた場所の入り口)
▲左にあるのは、ドラヴィーラ遺跡入口にある柱の跡です。
▲5,000年前に造られた柱とは思えないほど滑らかです。
▲高台にある富裕層の居住区跡
▲右側は富裕層の住居跡、左側のポールのようなものが2本ある場所は、競技場だったのではないかと言われています。それも屋内の競技場なんですって!
▲とても深~い井戸がありました。
▲白い絵柄のようなものが、いたるところにあったそうですが、未だに未解読!!象形文字のような・・・宇宙語??
▲庶民の人々が生活していた場所(低地)です。富裕層の人々は高台に住んでいました。
まだ発掘途中ということもあり、あちらこちらに装飾品のビーズとして使わられた思われる石や、鋭く研がれた刀の破片、骨や貝殻などが落ちていましたよ。
▲装飾品の赤や青のビーズ
隣接して博物館もありました~。
▲ドラヴィーラ遺跡の全体地図です。
▲発掘された壺
▲インダス文明でよく発掘されるスタンプ
現在、ドラヴィーラ遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録申請中なんだそうです。登録される事を期 待したいところですね~。
次回は、小カッチ地方を紹介しま~す!