インドに新たな世界遺産が登録されました!

こんにちは。いい旅インドです。先日、新たにインドの建築物が2つも世界文化遺産に登録されました~!!これでインドの世界遺産は34つになりました!アジアの中では中国に続いて2番目に多いんですよ~。

ナーランダ大学 Nalanda University

ナーランダ大学

▲ナーランダ大学

ラジギールから約10km先にある5世紀に設立された世界最古の大規模仏教大学なんですよ。ナーランダの古代の大学は、現在のインド大陸の大部分を支配していたグプタ王朝によって設立されたと考えられています。このナーランダ大学、後期インド仏教の主要拠点となったヴィクラマシーラ大学、現在パキスタンにあるタキシラ大学の3つの仏教大学がと有名だったそうですが、その中でもナーランダ大学が1番規模が大きかったと言われているんです。唐の僧侶である、あの!西遊記で有名な「玄奘三蔵」もナーランダ大学を目指したと伝えられています。また、ナーランダ大学はブッダの5人の弟子の中の1人、シャーリープトラの故郷とも言われているんです。1915年頃から発掘が始まりましたが、大学キャンパスは全長約15kmの内の10%しか発掘されていないんですって。12世紀にイスラム勢力により破壊されるまでは、1万人の学僧・2000人の教師がチベット、中国、韓国などの世界中から集まり、日々仏教だけでなく文法や薬の調合、歴史等多様な分野を学んでいました。居住型(寮)の学校であり、各教室にはおよそ100人の学僧が勉学に励んでいたと言われています。地下には新入生・1階には中間生・最上階には成績優秀な学生が住み、図書館は3つの建物に分かれるほど大きかったようです!ナーランダ大学周辺には仏陀が修行していた洞窟など数多くあり見所いっぱいです。

 

ル・ゴルビジェ建築作品 チャンディガール 立法議会議事堂L’OEuvre architecturale of Chandigarh

フランス・パリを拠点とした近代建築の巨匠「ル・ゴルビジェ」の17の建築作品が世界文化遺産に登録されました。日本でも上野の国立西洋美術館が登録されましたが、インドでもデリーから車でおよそ4時間北にあるチャンディガールにル・ゴルビジェが建築した「立法議会議事堂」が登録されました!立法議会議事堂へ入場は、1日3回の観光時間(10:00/12:00/15:00)を設けていますが、土日は休館なのでご注意くださいね。入場には事前申請(30日前まで)が必要なので、ご興味のある方はお問い合わせください!

CHANDIGARH 22/03/2010 A view of Punjab and Haryana Assembly building designed and built by French architect Le Corbusier, in Chandigarh. Photo: Akhilesh_Kumar
▲立法議会議事堂

 

ますますインドが魅力的になってきましたね~。


ページの先頭へ