【インド旅行記27】デリーからコーチンへ。空港ではセキュリティと荷物のタグにご注意を。
3時間の睡眠にてコーチンへ出発
▲デリー空港
成田発のフライトが5時間遅れだったため、昨夜は遅くにホテルに入りました。
寝たのは12時半でしたが、午前3時半にモーニングコールに起こされ、身支度をして4時に集合し出発です。
前日、なるべく機内で寝ておいたとはいえやはり眠いです。でも、南インドの視察旅行なのにまたデリーにいるので、ここは頑張って先に進むしかありません。
空港に向かって、早朝の便でコーチンへ向かいます。フライトは5:55発で、約3時間のフライトです。
案内板を見ると、どうやらフライトは予定通りに飛ぶようです。見るとすぐ上のジャイプル行きのフライトは、キャンセルになっています。
一瞬ドキッとしましたし、成田でのことがあるので、他人事ではありません。
▲フライトはオンタイム(定刻)
早いチェックアウトで朝食を取れない私たちに、タージパレスのスタッフが朝食用のパックを用意して持たせてくれました。
人の情けが身に沁みます。ありがたく、空港でシェアして食べました。
3年前は自由に触れた象の像は、今では囲いで囲まれていました。
▲囲われた象の像
インドの空港では、セキュリティチェックと荷物のタグに注意
インドの空港はセキュリティが厳しく、ライフルを持った警備員にパスポートとEチケットを見せて入ります。
ガイドさんがいる場合でも、ライセンスがないと空港に入ることはできません。
▲スタンプを押された小さなタグ(重要)
エアラインカウンターでチェックインした際には、小さなタグを必ずもらって、自分で持っている荷物一つ一つにつけておく必要があります。
航空会社によってタグは異なり、手荷物のセキュリティチェックを終えたところでタグにスタンプが押されて、ボーディングの際に最後の最後にもタグがチェックされます。
日本では不要で、機内預け入れ荷物にもいりませんが、インドでは国際線、国内線共に必要なので注意しましょう。
紙切れ一枚なのですが、ないと途中で止められて面倒なことになります。
セキュリティチェックも結構うるさいです。ジャケットは脱いで、ノートパソコンはバッグから出し、携帯電話も別に通すので時間がかかります。ただ、ベルトを外している人もいましたが、わざわざ外さなくても大丈夫でした。
探知機にかかっても、ベルトだとわかればいいわけです。
インド人のおじさんと駆け引き
機内に乗り込むと、早朝の便なのにそれなりに席が埋まっていましたが、一応は空席もちらほらありました。
乗ったのが遅かったようで、他の乗客はもう席に座っています。
そして、私の席は横並び3列の窓側なのですが、知らない(当たり前か)インド人が何食わぬ顔で座っていました。
私が来ても知らんぷりです。
普通なら声をかけてどかすのですが、見ると中央の席の前後が空いていたので、私も何食わぬ顔で座りました。
結果は、前後どちらにも人が来なかったので、私の勝ちです。
インド人のおじさん二人に挟まれてはいますが、前から倒されず、後ろにも気兼ねなく、シートを倒して過ごせました。
早朝でも機内食はやっぱりカレー
3時間だけのフライトですが、ちゃんと朝食がサーブされました。
少しスパイシーなラタトゥイユにゆで卵、甘くないパンケーキなど。ちゃんとおいしいのが立派です。
▲朝でも機内食はカレー
コーチン空港に到着、市内へ
コーチン空港は雨模様です。機を降りてバスに乗り込み、空港ターミナルに向かいます。
▲雨模様のコーチン空港
▲ターンテーブル
この時期(6月)はモンスーンが来ているので、早朝に雨が降ることが多いそうです。
デリーからわずか飛行機で3時間ですが、気候はかなり違うようです。
デリーのような強烈な暑さはなく、湿気がと緑が多いと感じました。
▲コーチン空港
空港からコーチン市内へは1時間強でコーチン市内へ。この日は雨が多かったものの、振り出しはあっという間ですぐやむのが特徴です。
2年ほど前から地下鉄の工事をしているようですが、なかなか進まず、単に渋滞をつくっているだけの状態が続いているそうです。
▲コーチンで建設中のメトロ(地下鉄)
見たところ、まだまだ時間がかかりそうでした。
コーチンは緑と水の多い場所です。見ていると、魚を獲るための仕掛け、チャイニーズ・フィッシング・ネットも見えました。
▲バックウォーターとチャイニーズ・フィッシング・ネット
さあようやく南インドの視察旅行が始まります!