【インド旅行記26】 デリーの高級ホテル、タージパレスで、ぜいたくな仮眠を取らせてもらいました
ようやくデリー空港に到着
南インドの視察のはずが、成田発のフライトが5時間遅れたために、デリーで一泊してから行くことになりました。
その際に止めてもらったのが、天皇陛下も宿泊したことのある高級ホテル、タージパレスでした。
夜遅くデリーに到着後、最高級ホテルに夜中にチェックインして、シャワーを浴びて3時間寝てすぐまた空港に向かったのですが、そのぜいたくな仮眠の様子をご紹介します。
▲どこまでも広いデリー空港
フライトは順調だったのですが、成田で5時間も待たされたため、もう夜中近くです。早くホテルへ行って休みたいところです。
飛行機を降りて動く歩道を進みますが、デリーの空港はとにかく広いためなかなか着きません。
写真で見ても、ずっと遠くまで続いているのがお分かりと思いますが、ホントに広いんです。
そのため電動カートも走っていて、多少支払えば乗せていってくれます。
▲入国審査の上の、お釈迦様の手
ようやく入国審査まで来ました。
このお釈迦様の手を見ると、インドに来たなという実感があります。
インドはヒンドゥー教の国として有名ですが、かのお釈迦様はインドの方ですからね。
▲エスカレーターの裏にカウンターが見える
降りてきたエスカレーターの向こうに見えるのは、アライバルビザの申請カウンターです。
インドビザを取らずに来た方も、観光ビザならこのカウンターで60ドルほど払えば取ることができます。
ただ、写真撮影などもあって時間がかかりますので、できれば日本でビザを取っておきましょう。
▲ビザオンアライバルの案内板
カンボジア、フィンランド、日本と、到着時にビザ申請のできる国籍がかかれています。
噂によると、係員にとって数ドル金額が違ったりするそうです。
インドに入国、タクシーでホテルへ
無事入国して荷物をピックアップし、空港から出ました。
夜中近くだというのに32℃あり、ムッとした暑さとスパイスの香りの混ざった、独特の匂いがします。
ここでまた、インドに来たなと実感することができます。
▲ 夜中近くでも32℃
本来は視察なのでバスや車の手配がなされているのですが、この日南インドまで飛ぶはずがデリーで降りているため、何の手配もありません。
そのため、タクシーに分乗してホテルに向かいます。
きちんとメーター制でおすすめだというタクシー会社、MERUにお世話になり、タージパレスに向かいました。
▲メーター制で信用のおけるタクシー会社、MERU
タクシーの手前には男性がいて、パッと荷物を持ってトランクに積んでくれますが、彼はタクシー会社のスタッフではありません。
当然チップを要求してきますので、少額を渡す必要があります。
まだインドルピーを持っていない、と言ってもなかなか引き下がらず、他の通貨でもいいと言ってきます。
彼が要求するのは日本円にして100円か200円なのですが、100円玉などのコインを渡しても、紙幣でないと納得しません。
コインでは両替もできないのでしょう。ただ、どうにも持ち合わせがなければきちんと断って自分で荷物を積み、渡さないのもアリです。
もっとも、夜中に着いて疲れている時にこうしたやり取りは疲れますので、ルピーの少額紙幣があればあげてしまう方が簡単です。
タージパレスに到着
▲タージパレスのロビーとカウンター
空港からタージパレスはそれなりの距離があるものの、早いタクシーだったので20分程度で着いてしまいました。
メーターはちゃんと動いていますが、日本と違って車が止まった時の表示とは多少ずれます。
相場は500~600ルピー程度で、運賃は520ルピー程度でしたが、500しかないと言うと負けてくれました。
インドはセキュリティがかなり強化されていて、タージパレスに入る前には犬を連れた警官に車ごとチェックされました。
麻薬犬かと思いましたが、火薬など爆発物の匂いを嗅いでいたようです。
ホテルの入り口でも、空港にあるようなX線の機械に荷物を通し、金属探知機のゲートをくぐります。
ただ、こちらはある程度形だけで、探知機がピーピー鳴っていてもそのまま通してくれました。
深夜にも関わらず人が大勢いて、あれよあれよという間に荷物を運び、チェックインカウンターに案内されたのでした。
そしてレーをかけたりビンディをつけたりして歓迎してもらった後、一休みするため部屋に向かったのでした。
▲タージパレスの客室
3年前にもタージパレスに泊まったことがありましたが、今回訪れてやはり素晴らしいと思いました。
私の印象では、3年前よりさらに洗練されてきれいになった気がしたくらいです。
現在夜中の12時で、朝4時に起きてチェックアウトし空港に向かうため、このホテルに正味4時間しかいられないとは何とも残念です。
睡眠も3時間程度しか取れませんが、せめてぜいたくな仮眠を楽しみたいと思います。
▲洗練されたタージパレスのバスルーム
シャワーを浴びてベッドに入り、3時間寝て朝4時にモーニングコールで起こされました。
でも、シャワーを浴びられたことと、短い時間でも快適なベッドで寝られたのは大きいです。
さあ南インドへ向かいます。