【初めてのインド旅行記♬第5弾 ~バラナシ郊外の仏教の聖地サールナート観光!ダメークストゥーパ、サールナート考古学博物館へ~】
ナマステ☆彡
いい旅インドスタッフの藤代(フジシロ)です。
今回の記事からようやくインドの観光地の紹介をしてまいります。
まずはバラナシ(ベナレス)市内から車で約30分の郊外にあるサールナート(英語名:Sarnath)の観光地をご紹介~!!!
今回の旅ではサールナート観光に欠かせない3か所を見てきました♪
①ダメークストゥーパ
②サルナート考古学博物館
③ムルガンダクティ寺院
この3つの観光地は徒歩圏内にあるので、非常に観光しやすいです。
全部見て廻っても所要時間2~3時間ほど。
今回の記事では、①ダメークストゥーパと②考古学博物館をご案内します!!!
ちなみに③ムルガンダクティ寺院については、こちらの記事で紹介しています↓↓↓
⇒【初めてのインド旅行記♬第6弾 ~仏教の聖地サルナート観光!!ムールガンダクティ寺院(初転法輪寺)へ~】
仏教徒の聖地、サールナート
サールナートは四大仏跡の一つで、ブッダ(お釈迦様)が初めて説法をしたところとして有名な場所です。
ブッダがサルナートに到着した際に、かつて苦行時代を共にした5人の修行者と再会し、彼らに自身の「言葉」を初めて語りました。
5人の修行者とともに集まったのが当時の森に住んでいた鹿たち。
そのため、サルナートは昔「鹿野苑」という地名でした。
ベナレス市内に比べてのどかな雰囲気が流れる地です。
ヒンドゥー教最大の聖地ガンジス川からほど近い場所に違う宗教の聖地があるなんて感慨深いですよね。
初説法の地、ダメークストゥーパ
■ダメークストゥーパ
ダメークストゥーパ(英語名:Dhamekh Stupa)は6世紀にアショカ王によって建立されました。
このストゥーパ(仏塔)は高さ約43.6m、直径約28mあり、その周りを1周してみると、その大きさが分かります。
ここサルナートは仏教の聖地として今でも世界中から仏教徒が集まる場所となっております。
私が訪れたときもスリランカやタイのお坊さんや尼さんがお参りにいらしてました。
■世界各国からお参りへ
ちなみにダメークストゥーパがある場所は広い公園のようになっています。
■ダメークストゥーパのある公園
ここ一帯は3世紀~12世紀までお寺や塔などの建物がありましたが、13世紀に侵攻してきたアラブ人によって破壊されてしまいました。
現在では、ダメークストゥーパなど全形があるものは少なく、一部分が残っているものがちらほら、、といった感じです。
また同じ敷地内に「アショカ王の石柱」もありますが、こちらも貴重な歴史的建造物として有名です。
現在はありませんが、発掘された当時、柱の上部にライオンの飾りがついており、その美しさで有名になりました。
その部分は今、隣接するサルナート考古学博物館に保管されています。
実物ははこちらのページ下部に写真を掲載しているので、そちらをご覧ください。
■敷地内にいる鹿たち
ここの敷地には鹿が数頭~数十頭いました。
5人の修行者とともにブッダの初説法を聞いたとされる鹿たち。
今でもここサルナートの地でブッダのお言葉を守っているのでしょうか。
フェンスで区切られているので触ることはできませんが間近で見ることができます♪
奈良公園にいる鹿たちみたいに餌をあげることもできるようです。
■ダメークストゥーパモニュメントサイト 敷地図
展示物がたくさん、サールナート考古学博物館
■サルナート考古学博物館 入口
ダメークストゥーパから道路を挟んであるサルナート考古学博物館(英語名:Archaological Museum Sarnath)では、サルナートのエリアの出土品を展示しています。
以前は館内すべて写真撮影厳禁だったようですが、なんと最近、写真撮影ができるようになったみたいです!
そこで私が撮影してきた展示品を簡単にご紹介していきます~!!!
■アショカ王の石柱の柱頭
上記で触れたアショカ王の石柱の上の部分のライオンの飾り。
インドの国宝の中でも非常に重要なもののようでルピー紙幣にも描かれています。
インドへ行かれた際はぜひお札をチェックしてみてくださいね。
■初転法輪像
細部まで描かれており、非常に美しい仏像です。
■踊り狂うシヴァ神像
こちらは踊りながら悪魔を倒すシヴァ神。
倒し方が斬新ですね(笑)
■その他展示品
仏教の聖地、サルナートはコンパクトに、でもしっかりと仏教の歴史を感じることができるので、バラナシを訪れた際は是非足を延ばしてみてくださいね!!!
次回の記事もお楽しみに~♡
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⇒【初めてのインド旅行記♬第6弾 ~仏教の聖地サルナート観光!!ムールガンダクティ寺院(初転法輪寺)へ~】