【スリランカ旅行記145】ベントータの海亀保護施設で、子供と子亀をたくさん見てきました。
▲海亀保護施設の看板
こんにちは。前回のブログでは視察中に休んで、すっかり回復した黒崎です。
ゴールからアフンガラ、ベントータへと北上し、今回はベントータエリアに進みます。
スリランカ西海岸のベントータあたりには、いくつか海亀を保護するための施設があり、今回もそのうちのひとつに訪れました。
▲海亀保護施設
さほど特筆すべき点はないのですが、せっかく寄ったので様子を紹介してみます。
入場料は500ルピー(約450円)と、以前訪れた場所よりやや高かったのですが、施設はほぼ同じでやっていることも一緒でした。
▲施設の受付
たくさんの子供と子亀
▲子供と子亀
施設に入ると、地元の小学生がたくさんいて、カメを見ていましたが、どちらかというとカメより私たちに興味があるようでした。
水槽を見ると、子ガメがたくさんいて、数が多い上に子ガメは体が薄っぺらいので、それこそ折り重なるようにうじゃうじゃといました。
▲たくさんの子ガメ
▲重なるほどたくさんいる
ここは海亀を保護するための施設なのですが、天敵などから守っているわけではありません。
海岸に産まれた卵を放っておくと地元の人や漁師が掘り返して食べてしまうため、卵を集めたり漁師から買ったりして、施設内で孵化させてから海に返すのだそうです。
人が、人から保護しているわけなんですね。
卵の埋められた様子は、何だかお墓のようでもありますが、そうではなくこれから生まれてきます。
▲施設内に埋められた卵
中ガメと大ガメ
子ガメの段階で海に返すはずなのですが、なぜか中くらいのものも、大きなものもいます。
恐らくこれは、カメの生態を理解してもらうために、どれくらい大きくなるのかを分かりやすく見せているのでしょう。
▲中カメ
手足をたたんでいるのは、休む姿勢なのだそうです。かわいいですね。
▲休む姿勢
▲大ガメ
▲亀の成長に関する説明
何だかんだで持たせてくれる
カメを保護する場所なので、カメの扱いに関する注意書きもあります。
▲カメの扱い三原則
触ってはいけない、エサをあげてはいけない、フラッシュをたいてはいけない、というのが、カメの扱い三原則です。
ただ、あくまで原則のようで、水槽に寄っていくと、「持ってみる?」と聞かれます。
▲中ガメを持たせてくれた
何だかんだでカメを持たせてくれるのも、以前に訪れた施設と同じでした。
海亀の保護施設は、さほど特筆すべきことはない場所ですが、訪れてみればこんな風に、それなりに突っ込むところはあります。
私は経験したことがありませんが、夕方に訪れて、子ガメを海に返すところを見ると、もっとインパクトがあって楽しいようです。
▲いろいろなカメの写真
うまくタイミングが合えば、ご経験になるのもいいと思います。
海ガメ保護施設を訪れて、前回のことを思い出したのでご紹介します↓
(もう3年前ですが、スリランカの亀仙人は元気かな..?)
【スリランカ旅行記76】海亀保護センターで、ちょっと微妙なスリランカの亀仙人に出会った。