【スリランカ旅行記114】一番人気のホテル、ヘリタンス・カンダラマに到着!
▲ヘリタンス・カンダラマのロビー
こんにちは。海も好きですが、山や湖の雰囲気も好きな黒崎です。
今回訪れたホテル、ヘリタンス・カンダラマは、スリランカの有名建築家、ジェフリー・バワの作品の中でも最高傑作といわれるホテルです。
2年前に訪れた際に施設の見学はしましたが、今回は宿泊できるので楽しみです。
せっかくですので、ホテル内を探検したりプールで泳いだり、いろいろやってみたいと思います。
開放的で心地よいフロント
周辺の道はちゃんと舗装されていますが、脇道に入ってホテルに向かう道は未舗装です。
さすがに、自然と一体になっていくというコンセプトを持つホテルです。
▲舗装された周辺道路
▲ホテルの近くは未舗装
全容の見えない、緑豊かなホテル
▲ホテルの入口
ヘリタンス・カンダラマは、湖と岩山の間につくられた、1km近い長さを持つホテルです。
バワの建築は、その土地にあるものをなるべく残して、その場所ならではの味わいを作り上げていきますが、ヘリタンス・カンダラマではその姿勢がはっきり分かります。
まず、全体像を把握することができません。
見えている部分も木々の緑に埋もれて、次第に一体化していっています。
最低限の手入れはしているのでしょうけれど、放っておけば本当に見えなくなってしまいそうです。
▲木々に埋もれるホテル
湖を見ながらチェックイン
フロントを素通りして、岩の壁の横を通って奥へと向かいました。
ロビーには岩の壁があり、自然のままに残された森には猿やリスがいて、まさに自然と一体になったホテルです。
▲岩の壁
3つあるプールの一つと、カンダラマ湖の見える場所で、ウェルカムドリンクを飲みながらのチェックインです。
手続きはのんびりしていますが、その分チェックイン前からゆっくりした雰囲気を味わうことができます。
カンダラマ湖の向こうには、シギリヤロックが見えました。
▲カンダラマ湖の向こうに、シギリヤロックが見える
▲ウェルカムドリンク
吹き抜ける風が心地よいホテル
このヘリタンス・カンダラマに限らず、バワのホテルは訪れるまでその場の空気感が分かりません。
私は、吹き抜ける風がとにかく気持ちのいい場所だと感じました。
カンダラマ湖の水面を渡ってきた風が、森を抜けて岩山に向かう、その途中にホテルはあって、涼しい風がそのまま吹き抜けていく構造になっています。
夏に高原の避暑地を訪れたような、爽やかな場所です。
さて、手続きが済んだようなので、部屋に向かいます。
▲風を感じながらのチェックイン