【スリランカフェスティバル2013!】スリランカの食事、雑貨、お土産をチェック&賢い楽しみ方をご紹介♪

スリランカフェスティバル2013

年々盛況になる、スリランカフェスティバルをレポート!

2013年9月21-22日に、東京の代々木公園で第10回目のスリランカ・フェスティバルが行われました。

注目の高まっているスリランカだけあって、年々ブースも充実して訪れる人も増えているようです。今回はいろいろな場所をまわってレポートしてみたいと思います!

まずはざっと会場をご紹介

スリランカフェスティバル2013の様子

昨年は初日の朝に雨が降っていたのですが、今回は快晴でのスタートです。

朝10時からの開場で、フードの屋台はまだ準備中が多いですが、ステージでは催しが始まっています。

とはいえ最初の頃は偉い人がいろいろ出てきてスピーチなどをするため、まだ空いている食事用の場所などで寛いでみる方が良いかもしれません。

午後になると人出がすごくて、食べ物を買うのに行列、食べる場所を探すにもまた一苦労となります。ゆとりを持って動きたいなら午前中、早めの到着をおすすめします!

 

スリランカ料理のレストラン

次第に準備が進んでいます。

この三角形のものは、ゴータンバと言って、クレープのような生地で野菜やポテトを包んで焼きます。割とスパイシーなのが特徴です。

左にあるのがコトレッティと呼ばれるもので、ステッパーを2つ持って激しくカチャカチャと麺を切り刻み、チャーハンのように炒めます。

この賑やかな音が聞こえると、今年もスリランカフェスティバルが始まったなーと感じます。

象のオブジェ

今年は10回目の開催ということで、結構気合が入っています。

立派な象のオブジェが置かれていたので、前に立って楽しい写真が撮れますよー。

スリランカ航空のトラック

鼻づらの長い妙なトラックが停まっていると思ったら…、

 

スリランカ航空のブース

飛行機を模したスリランカ航空のブースでした!

昨年は普通のテントだったことを考えるとすごい進化ですね。このトラックはちゃんと公道を走れるそうです。

ガスを注入した風船を配って、スリランカに関するアンケートを実施していました。

スリランカフェスティバルで見られるダンス

ステージの上ではスリランカの舞踊団が踊りを始めました。

踊りはレベルが高くて、ダンサーの皆さんもとてもキレイです。。

さあそろそろ屋台をまわってみます。早くしないとどんどん混んでしまいますからね。

スリランカ料理の屋台でスリランカの食事を味わう!

スリランカのライオンビール

食事と言いつつ、まずはビールを購入しました♪ スリランカのライオンビール(500円)です。お酒はちょっと高いけどまあ仕方ないですね。アルコール以外ではマンゴージュースや紅茶が200円で売られていました。

普通のとスタウトと、どっちにすると聞かれたので何となくスタウトを選んだら、のど越しをゴクゴク楽しむというよりは、ゆっくり飲むビールという感じでした。

スタウトというのは「強い」という意味で、実際アルコール度数の高いことが多いようです。

チキンレッグとエッグホッパー

チキンはピリ辛のタレを塗りながら焼かれ、その横にある小さな鍋が、ホッパーをつくるためのものです。

ホッパーは米の生地をお椀型に焼くもので、卵を落としたエッグホッパーが人気です。

エッグホッパー

これがエッグホッパーです。全く辛くないので、お子様にもおすすめです。

スリランカではこの中にカレーを入れて食べたりするそうですが、日本人的にはそのまま食べたいかもしれませんね。

ホッパーは結構安くて、一番安い生地だけのものは50円、卵を落としたものは150円でした。生地だけのものだと寂しいので、エッグホッパーの方が良いと思います。

また、スリランカには米の粉を麺のように伸ばしたストリングホッパーというものもあり、カレーと一緒に食べます。

スリランカカレーの盛り合わせ

実際にスリランカへ行くと複数のカレーをご飯に盛り付けて食べることが多いので、スリランカカレーの盛り合わせ(600円)を選びました。

右上がチキンカレー、右下が冬瓜のカレー、左上がサンボルといってココナッツを削って唐辛子と混ぜたもの、左下はアッチャールといって野菜のピクルスです。

うまみと香り、マイルドな味わい、辛み、酸味を調整しながら食べます。美味しい!

スリランカのカレーは具が単品のものが多く、ひとつでものすごくおいしいということはあまりないのですが、様々な味わいを混ぜながら食べると楽しめます。ココナッツサンボルで辛みを加え、アッチャールの酸味をアクセントに舌をリフレッシュさせてまたカレーを口に運ぶ。その繰り返しでどんどんご飯が進んでしまいますので食べ過ぎにはご注意を!

スリランカの蒸留酒 アラック

勢いに乗って次はアラック(500円)を攻めます。

アラックはヤシの花の蜜からつくる蒸留酒で、少し甘味がありますが結構強いお酒です。

アラック オンザロック

ソーダ割りにするかオンザロックかと聞かれて、つい「ロックで」と答えてしまいました。

どうも強い方を選んでしまいますが、この日も結構暑かったため、オンザロックで飲むアラックは最高でした!

思ったよりなみなみと注いでくれたのが嬉しい。

ココナッツジュース

強くない飲み物もあります。

中サイズ500円、大サイズ700円と少々お値段はするものの、無造作に置いてあるものではなくちゃんと冷蔵庫で冷えているものをサーブしてくれました。このおじさんは2日間でいくつのヤシの実を切り割りするのでしょう。

ココナッツジュース

 

中は果汁でいっぱいなので、最後の一振りで必ず中身が飛び散り、待っている人にかかります。

でもお祭りなので怒る人はいないし、かえって歓声がお客を呼ぶのかもしれません。おじさんも何ら注意はしません。

中味は中サイズでもかなりたっぷりなので、結構お腹が膨れます。割ると中味も食べることができるので、おじさんの手が空いていればナタで割ってもらうといいでしょう。

スリランカカレー

 

キーマカレーも食べてみました。お店によって特徴がありますね。

時々インド料理やタイ料理、台湾アイスの屋台も混ざっているのでご注意ください(せっかくのスリフェスなので、できればスリランカ料理を食べたいですよね)。

屋台の少年にカレー(400円)を頼んだら、「揚げ物(100円)を乗せるとちょうど500円になるよ」というので(どんな営業だ?)、試しにちょっと頼んでみたら、その横の150円のを乗せてくれました。しかも揚げたてだったのでラッキー。おいしかったですよー。

スリランカンラグーンクラブ

 

これはちょっと手が出ませんね…。スリランカから空輸されてきた大きなカニさんです。

コロンボでは、ヒルトンコロンボから歩いてすぐの、ダッチホスピタルというショッピングアーケードに、カニ料理の専門店があります。

雑貨関連もチェック!

今年のスリフェスは昨年より雑貨が充実していて、安価にいろいろ買うことが できました。

スリランカでの買い物は安く気軽に良いものを買えるのが魅力なので、それを少し楽しむことができていいですね。

スリランカの食品類

現地のスーパーで売っているようなものから、現地でも人気のショップの 商品まで、いろいろ売っていました。

この店は100~300円ほどで小物を買うことができました♪

スリランカの雑貨(キャンドル)

シンハラ語の書かれたバッグやアロマキャンドル、ナプキンリングなどです。

このあたりは安いので気軽に買えます。

アーユルヴェーダバーム

老舗のアーユルヴェーダ専門店、シダレパの製品です。他の店には歯磨きもありました。

スパセイロンのオイル類スリランカで人気の、スパセイロンの製品もありました。

ちょっと値が張るので買いませんでしたが、現地のスパセイロンに行くときれいな石鹸など、安価に買える楽しい小物がたくさんあっておすすめです。

スリランカフェスティバルで売られていたアクセサリー

スリランカといえば宝石の産地で、宝石とまではいかないきれいな石も産出します。

それらを使ったアクセサリーなどもありました。

スリランカフェスティバルで売られていたアクセサリー

いかにもアジアンテイストなアクセサリーですね。

この他、衣類やバッグなどもたくさん売られていました。

シダレパの歯磨き粉の看板

ドイツとの関連は分かりませんが、大人気の歯磨き粉だそうです。

口臭予防などの効果がありそうですね。スリランカの人たちは白い歯が印象的です。これを使えば効果があるかな..。

お昼を過ぎると屋台は大混雑!

屋台の前に並ぶ人々

午後2時頃の様子です。食事用のテントはすぐいっぱいになってしまいますが、午後にはテントの数が増えていました。

階段に座って食べたり、ベンチもあるので、食べる場所は何とかなるのですが、この行列はちょっと大変です。

早めに行って軽く食べておくか、遅めに行って夜までいるか、どちらかがおすすめです。

おすすめのまわり方

まず開場は10時なので、遅くとも11時までには行きましょう。間違って午後1時過ぎに着くと、食事をしようにも手も足も出ません。

できれば10時過ぎには会場入りしてテントに座り、ジュースか紅茶で一息入れるなどすると、ゆとりを持ったスタートが可能です。この頃は屋台がまだ準備中で、雑貨屋などはまだ開いていなかったりしますが、その分テントもガラガラです。

紅茶を売る屋台

[到着したらまず紅茶など飲んで寛ぐのがオススメ]

 

舞台では開場の挨拶などが行われていますが、横目で見る程度でいいでしょう。会場の様子をざっと見て、何がどこにあるか、どの店で食事を食べたいかを考えておきましょう。毎年スリランカから舞踊団が来て、この踊りはキレイなのでちょっと見ておくと良いです。

雑貨屋は時間が遅くても大丈夫です。混雑はしていてもちゃんと見ることができます。

ただ、アーユルヴェーダのマッサージをしたい場合は、これも早めに行く必要があります。昼ごろには60分待ちや90分待ちになってしまいます。

スリランカフェスティバルのマッサージブース

[マッサージのブースは一人一人に時間がかかるため、すぐ一杯になってしまう]

 

食事を買うのは、午前中であればそれほど並ばないと思います。ただ、テントに座って食べようと思ったら11時までです。その後はテントが混みますので、公園内のベンチか、歩道橋の階段、公園を出たところの石垣などに座って食べるといいでしょう。簡易式の椅子を持っていれば完ペキですが、人数分持って歩くのは少々難儀です。小さ目のシートを持っていてもいいですね。

でも、午後1時か2時になるともう大混雑です。屋台には行列ができて、椅子やシートがあってもなかなか食べ物を買えません。こうなるとお腹が空いていても並ぶのが面倒で帰りたくなったりしてしまいますので、いろいろな店でスリランカ料理を楽しもうと思ったら早めが鉄則です。

夜までいる方法もありますが、閉会は割と早くて19時なので、遅い時間に楽しもうと思っても限界があります。やはり早めに到着して、余裕を持って動く方が良いと思います。

 

10回目を迎えたスリランカフェスティバル ですが、年々賑やかになるようで嬉しいです。

いい旅代表 黒崎康弘今回行けなかった方はぜひスリフェス2014にご参加を!楽しいですよー。
(黒崎)