【スリランカ旅行記57】ライトアップされて美しい、世界遺産キャンディの仏歯寺

イルミネーションの美しい、キャンディの仏歯寺
キャンディアンダンスの劇場から歩いてすぐの場所に仏歯寺はあり、6月のヴェサックポヤデーで飾られた後なので、イルミネーションが非常にきれいでした。

他の寺院と同様、靴を脱いで参拝します。
チケットカウンターで券を買ったら靴を預けていきます。地面の上も多少歩くのでかなり足が汚れます。あらかじめウェットティッシュなどを用意しておきましょう。
靴を脱いで預けて寺に入ると中は広く、夕暮れ時にだけ入れる場所があるため多くの人々が並んでいました。

立派な壁画のあるトンネルのような場所を抜けると、広い空間に進みます。

参拝の人々が長い列をつくっています。皆手に蓮の花を持っていました。
仏歯の安置された最も重要な部屋

この閉ざされた部屋の中に、仏陀の歯が安置されています。
夕方になるとプージャというお祈りの時間になり、この扉が開きます(写真は閉じた後)。

上の部屋の内部です。スリランカの人々は熱心に祈りを捧げていました。

ここはタンクトップや短パンでは入れず、軽装で来たらしい西洋人のカップルは、腰に布を巻かされていました。
仏歯の伝わった経緯も見られる

最後に見学した明るくて広い部屋には、各国から贈られたたくさんの仏像が並び(日本からのものも)、壁には仏陀の生涯と、その歯がどのような経緯でスリランカにもたらされたかが描かれています。
最近描かれたであろうきれいな絵でしたが、残念ながらカメラのバッテリーが切れかかったため、写真を撮るゆとりがありませんでした。
壁の絵は20枚ほどもあったと思いますが、仏陀は3枚目で早々に涅槃に入ってしまい、その後は仏歯がどういった経緯で伝わったかを懇切丁寧に解説していました。
(黒崎)