【スリランカ旅行記116】ヘリタンス・カンダラマで、チェックイン前に見たもの
▲うっそうと茂る緑
前回訪れた時は視察だけだったのですが、今回は嬉しいことに、ヘリタンス・カンダラマに宿泊します。
バワのホテルは部屋以外の場所も楽しめるので、部屋に行くまでの様子をご紹介します。
ホテルのつくり
ヘリタンス・カンダラマは、湖に面した岩山に沿ってつくられた横に長いホテルで、全長は1km近くもあります。
中央部分にフロントやロビー、プールやレストランが集中していて、端にもうひとつプールがあります。
見取り図で右の方がダンブッラ・ウイング、左の方がシギリヤ・ウイングと呼ばれ、シギリヤ・ウイングの方が湖などの眺めがいいようです。
▲ホテルの見取り図
今回はシギリヤウイングに向かいます。
エレベーターもありますが、大きな荷物がなければ階段を使ってみるのがおすすめです。
階段を上がると、大きなフクロウの彫刻がありました。
バワと親交のあった彫刻家の作品で、カンダラマの雰囲気にあっていると思います。
▲フクロウの彫刻
バワのホテルでは、共用部分でこうしたバワスポットを見つけることができます。
自分でつくった建築の中でも特に居心地のよい、お気に入りの場所に、こうした椅子などが置かれています。
せっかくサインを送ってくれているので、素直に腰かけてみましょう。
▲バワ椅子とバワ机
バワ椅子に座れば、バワの愛した風景を追体験することができます。
ここからは、カンダラマ湖とシギリヤロック、その横の三角山を見ることができました。
▲席に座ってみる
▲シギリヤロックと横の三角山
▲共用のくつろぎスポット
ホテルの中にはまた森が
部屋への通路を歩いていると、吹き抜け構造になった中には森がそのまま残っていました。
木の上には、猿やリスを見ることができます。
スリランカの豊かな自然を残したまま、快適な場所をつくっているのが素晴らしいです。
▲吹き抜けになった森
▲廊下を進むと
▲普通に猿やリスがいる
猿の方から絡んでくることはないようですが、何か食べ物をあげたりするのはやめておきましょう。
結構大きいので、うかつに近寄らない方が賢明ですし、吹き抜けに落ちてはたまりません。
また、万一誤って持ち物を取られると、まず返してもらうのは不可能です。
そっと眺めたり、写真を撮るにとどめておきましょう。
さて、寄り道はこれくらいにして、そろそろ部屋に入ってみたいと思います。