スリランカを訪れる方の多くが行きたがる世界遺産、シギリヤロック

地上２００ｍにそびえ立つ四角い岩山シギリヤロックは、その姿だけでも圧倒的な存在感を持ちます。

そのシギリヤロックの主役として旅行のパンフレットなどに登場するのは、何と言っても壁に描かれた美人画、シギリヤレディです。

でもシギリヤロックの役者はそれだけではありません。

「なるほど」と思えるものから「ビミョー」なものまで、勝手に指定してご紹介してみます。。
（あくまで私個人の分類です）

シギリヤロック名脇役①　かつて１０００人の美女の姿が見られた「鏡の回廊」

現在シギリヤレディはほんの１８体しか残っていませんが、以前は５００体もあったと言われ、そのレディたちを映し込んで倍の１０００体に見せたというのが、鏡の回廊ことミラーウォールです。

磨きこまれた壁は、今でも確かに滑らかな表面をしています。では肝心の鏡の機能は？

ミラーウォールは、シギリヤレディを見てらせん階段を降りてきたところにあります。

ただ、鏡というほど何か映しこんでいるかというとちょっとビミョーです。

それでも何か写らないかと見ていると、何やら落書きのようなものが…。

ちょっとだけ残念な名所なのでした。

シギリヤロック名脇役②　密林に突然浮き出る、「謎の巨岩」

シギリヤロックから下を見下ろすと、ポッコリ浮き出た岩があります。

ガイドさんの説明によれば、通称「象の岩」と呼ばれるそうですが、皆さんには何に見えるでしょうか？

まあ言われてみれば..という気もしますが、岩にしか見えない気も…。

あえてこれ以上は突っ込まず、次へ行ってみましょう。

シギリヤロック名脇役③　天空に向かってそびえ立つ「巨大な蛇」

シギリヤロックを降りてきたところにある、通称コブラ岩です。

結構大きくて、下から見上げても全容がよくわからないのですが、エラのはったようなコブラの特徴をとらえているようです。

先ほどの「象の岩」より説得力があるかもしれませんね。

シギリヤロック名脇役④　雨が降っても大丈夫！シギリヤロックをくり抜いた瞑想スポット

シギリヤロックは、王に取り上げられる前は僧たちの修行場でした。この場所は僧たちが修行のために岩山を掘ってつくったそうです。

自由に入れて結構広いので、現在では突然の雨などで重宝するでしょう。もちろん瞑想などにも使用できます。

シギリヤロック名脇役⑤　晴れた日にはここで一時を。ひんやり涼しい一枚岩の会議場

この岩の上では僧たちが瞑想や説法を行ったそうで、ちゃんと階段まで作られています。

こうした場所を利用して、会議を行ってみるのもよいかもしれません。

シギリヤロックのすぐ近くで、木も茂っているため直接日が当たらず、ひんやりした岩の感触はあなたの頭を冴えさせてくれることでしょう。

この場所も、自由に登ることができました。

これはオマケです。

今回現地を案内してくれた、スリランカの最大手旅行会社、JETWING TRAVELが寄贈したゴミ箱です。

よく見ると銀色の部分に社名が書かれています。

このように、シギリヤロックには有名なものの他にも、まだまだ隠れた見どころがあるんです。

あなたが訪れた際には、未だに埋もれている名脇役がないか、探してみてはいかがでしょうか。

⇒地上２００ｍ、シギリヤロックの山頂から見る３６０°の絶景をご紹介！

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